ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説
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両生綱有尾目オオサンショウウオ科のサンショウウオ。体を半分に裂いても生きているという言い伝えから、ハンザキともよばれる。世界最大の両生類として有名で、特別天然記念物に指定されている。
西日本の山地渓流に生息する。主産地は中国山脈の河川上流域で、岡山県の旭川(あさひがわ)や高梁川(たかはしがわ)、広島県の太田川、鳥取県の千代川(せんだいがわ)および日野川、島根県の江の川(ごうのかわ)が著名である。そのほか、岐阜県の長良川(ながらがわ)と飛騨川(ひだがわ)、三重県の名張川(なばりがわ)、兵庫県の豊岡川、山口県の錦川(にしきがわ)なども産地として知られる。九州(駅館川(やっかんがわ)、大分川ほか)、四国(吉野川、肱川(ひじかわ)ほか)での分布は比較的狭く、個体数も少ない。背面は暗褐色で不規則な黒斑(こくはん)があり、腹面はやや淡色で、体側部に沿って大きな皮膚のひだがある。頭部には多数のいぼ状突起があり、目と鼻孔は小さい。全長1.2メートル以上の個体も記録されているが、普通にみかけるのは60センチメートル内外である。寿命は100年以上に及ぶ。水底で生活し、大きな口でサワガニや魚、カエルなどを捕食する。産卵期は8~9月で、川岸や石の下につくられた径50~100センチメートルの巣穴中に数珠(じゅず)状の卵嚢(らんのう)を産む。卵径5ミリメートル、卵数は約500個で、10月ごろに孵化(ふか)し、約3年で変態する。
この科には中国のタイリクオオサンショウウオA. davidianusと、アメリカ合衆国東部のアメリカオオサンショウウオCryptobranchus alleganiensisが含まれる。
[倉本 満]
出典 日外アソシエーツ「事典・日本の観光資源」事典・日本の観光資源について 情報
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