コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

オッペンハイマー オッペンハイマー Oppenheimer, Franz

8件 の用語解説(オッペンハイマーの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

オッペンハイマー
オッペンハイマー
Oppenheimer, Franz

[生]1864
[没]1943
ユダヤ系のドイツ社会学者。初め医師であったが,のち社会問題に興味をもつにいたった。独特の人種闘争説を展開させたが,彼の真のねらいは自由市民社会の樹立にあった。主著『国家論』 Der Staat (1907) ,『社会学大系』 System der Soziologie (4巻,22~35) など。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

オッペンハイマー
オッペンハイマー
Oppenheimer, John Robert

[生]1904.4.22. ニューヨーク
[没]1967.2.18. プリンストン
アメリカ物理学者ハーバード大学卒業後,1925年ケンブリッジ大学に留学,キャベンディッシュ研究所で,E.ラザフォードに師事した。 M.ボルンの招きで,ゲッティンゲン大学に移り,27年学位取得。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

オッペンハイマー(Franz Oppenheimer)

[1864~1943]ドイツの社会学者。ナチスに追放され、米国に亡命。社会主義的国家論を主張。著「社会学大系」「国家論」。

オッペンハイマー(John Robert Oppenheimer)

[1904~1967]米国の理論物理学者。宇宙線シャワー理論などの研究がある。第二次大戦中、原子爆弾の製造を指導し、戦後は水素爆弾製造に反対して公職を追放された。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

オッペンハイマー

米国の物理学者。ユダヤ系。ハーバード大学を出て,カリフォルニア工科大学教授となり,量子力学量子電磁力学を研究。1943年―1945年ロスアラモス研究所長として原子爆弾製造計画を指導(マンハッタン計画)。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

世界大百科事典 第2版の解説

オッペンハイマー【Joseph Ben Issachar Suesskind Oppenheimer】

1698か99‐1738
ドイツの宮廷ユダヤ人。通称〈ユダヤ人ジュースSüss〉で知られる。ビュルテンベルク大公に仕え,宮廷財政を近代化して辣腕をふるい,芸術保護者でもあったが,諸階層の恨みを買い,国庫財産の着服やキリスト教徒女性との性交渉などの嫌疑をかけられて処刑される悲運に倒れた。スケープゴートの歴史的典型である。フォイヒトワンガー《ユダヤ人ジュース》(1925)をはじめ多くの作家の作品に描かれて世界的に著名となり,反ユダヤ的な映画化(1940)にまで利用された。

オッペンハイマー【J.Robert Oppenheimer】

1904‐67
アメリカの理論物理学者。原子核量子電磁力学,宇宙線など多くの領域で目覚ましい成果をあげ,教育者としても指導的立場にあり,多くの優れた物理学者をその門下から輩出した。 ニューヨークの生れ。父はユダヤ系ドイツ人で,若いときアメリカに移民として渡り織物輸入業を営む。裕福な家で何不自由なく学問,文学,芸術に親しんで育ち,1922年ハーバード大学入学。3年後に首席で卒業し,25‐26年ケンブリッジ大学へ遊学,量子力学の創成期にP.ディラックらの影響をうけ,研究を始める。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

オッペンハイマー【John Robert Oppenheimer】

1904~1967) アメリカの理論物理学者。量子電磁力学の基礎的研究をはじめ、多方面の研究でアメリカ理論物理学界の指導的役割を果たす。第二次大戦中は原子爆弾完成を指導。戦後、水爆製造に反対したことから公職を追われた。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内のオッペンハイマーの言及

【核兵器】より

… 43年ローズベルト大統領とチャーチル・イギリス首相の会談の結果,イギリスがアメリカのマンハッタン計画に協力することが決まり,イギリスにおける原子兵器の研究開発は中止された。同年春,ニューメキシコ州ロス・アラモスに爆弾を製造するための研究所を設立し,J.R.オッペンハイマーが所長に就任した。ここでは臨界量の理論計算および実験,爆弾の設計,製造を目的とし,マンハッタン計画の中でも特にY計画と呼ばれた。…

【中性子星】より

…恒星がその進化の終末に到達する中性子物質からなる超高密度の星。中性子星の存在は,すでに1930年代にL.D.ランダウ,J.R.オッペンハイマーらにより理論的に予言されていた。また超新星爆発の際に中性子星が残骸としてできるとする考えを,W.バーデとツビッキーF.Zwickyが提案している。…

【トンネル効果】より

Pは巨視的な系では極端に小さくなるので,事実上このような確率は0であり古典力学と同じ結論が得られるが,原子のスケールではトンネル効果が実際に起こる。 トンネル効果の可能性を最初に指摘したのはJ.R.オッペンハイマーであり(1928),水素原子に強い電場をかけたとき,電子がクーロン場の障壁を透過して外部に放出される確率を論じた。同じ年,G.ガモフ,R.W.ガーニーおよびE.U.コンドンは原子核の放射性崩壊の際,α粒子(ヘリウムの原子核)が原子核から放出される過程(α崩壊)をトンネル効果として説明した。…

【マンハッタン計画】より

…42年12月2日のシカゴ大学で最初の原子炉が臨界に達し,また核分裂物質の量産のための用地買収準備がすすめられたことに象徴されるように,この年は原爆製造のための具体的準備が行われた年にあたる。 43年にはロス・アラモス研究所でJ.R.オッペンハイマーを中心に,精製された核分裂物質をどのように爆弾として構成するかという原爆開発の核心的技術問題を扱う研究が始められた。同時に実用規模の各生産工場の建設,運転が相次いで開始された。…

※「オッペンハイマー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

オッペンハイマーの関連キーワードウィグナー核物理学原子核物理学シュウィンガータムベーテ理論物理学ロンドンドブロイ並木美喜雄

今日のキーワード

パラチオン、パラチオンメチル

パラチオンは無色で油状の液体、パラチオンメチルはコハク色の液体。ともに毒性が強く、有機リン系殺虫剤として使用された。50年代以降、稲の害虫被害を防ぐことが確認され、広く導入された。しかし、農民の中毒死...

続きを読む

コトバンク for iPhone

オッペンハイマーの関連情報