カクテルパーティー

デジタル大辞泉 「カクテルパーティー」の意味・読み・例文・類語

カクテルパーティー【カクテル・パーティー】[書名]

The Cocktail Partyエリオット戯曲。1949年初演、1950年刊。エウリピデス悲劇アルケスティス」に着想を得ている。
大城立裕短編小説。昭和42年(1967)発表同年、第57回芥川賞受賞

カクテル‐パーティー(cocktail party)

カクテルなどの飲み物と軽食を主にした立食形式のパーティー
[補説]書名別項。→カクテル・パーティー

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精選版 日本国語大辞典 「カクテルパーティー」の意味・読み・例文・類語

カクテル‐パーティー

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] cocktail party ) カクテルに軽食を加えた、立食形式の小宴会。
    1. [初出の実例]「カールトンハウス・テラスでカクテール・パーティの饗応を受けた」(出典:私の詩と真実(1953)〈河上徹太郎〉ロンドンの憂鬱)

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カクテルパーティー」の意味・わかりやすい解説

カクテル・パーティー
The Cocktail Party

イギリス詩人批評家 T.S.エリオット詩劇。3幕。 1949年エディンバラ音楽演劇祭で初演。エドワード夫妻のカクテル・パーティーに現れたピーターシリアの4人の関係を通して,現代における夫婦のあり方や愛の問題を提起し,現代人の苦悩と宗教的救済を追究した作品。このなかでエリオットは,詩劇における会話は詩であると同時に日常会話の自然さをもっていなければならないとする彼の理論を実践している。 50年にブロードウェー上演,ニューヨーク劇評家賞を受賞。

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デジタル大辞泉プラス 「カクテルパーティー」の解説

カクテルパーティー

1949年初演のT・S・エリオットによる戯曲。原題《The Cocktail Party》。1950年に第4回トニー賞(演劇作品賞)を受賞。

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