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カザルス カザルスCasals, Pablo

6件 の用語解説(カザルスの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

カザルス
カザルス
Casals, Pablo

[生]1876.12.29. スペイン,ベンドレル
[没]1973.10.22. プエルトリコサンフアン
スペインのチェリストバルセロナ音楽院でホセ・ガルシアチェロを学ぶかたわら,室内楽対位法を学び,1898年フランスのパリでデビュー。数々の名演奏を行ない,20世紀初頭には第一級のチェリストとして世界的名声を得た。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉の解説

カザルス(Pablo Casals)

[1876~1973]スペイン出身のチェロ奏者・作曲家・指揮者。チェロ奏法の改革と発展に努め、バッハの無伴奏チェロ組曲を復活させた。フランコ政権成立後、亡命。プエルトリコで死去。

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百科事典マイペディアの解説

カザルス

チェロの現代奏法を確立したスペインのチェロ奏者,指揮者,作曲家。カサルスともいう。バルセロナ西南の小村に生まれ,ピアノを習ったのち11歳からチェロを学ぶ。バルセロナ音楽学校マドリード音楽院に在学中からチェロ奏法の改良にとりくみ,肘(ひじ)を柔軟に用いる右手のボーイング(運弓法)と親指を駆使した左手の運指法を開拓。
→関連項目サン・フアンデュ・プレハスキルロストロポービチ

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世界大百科事典 第2版の解説

カザルス【Pablo Casals】

1876‐1973
スペインのチェロ奏者。指揮者としても活躍した。マドリード音楽院を卒業,1895年パリでデビューして演奏活動に入る。1905年ピアノのコルトー,バイオリンティボーと結成したカザルストリオは,20世紀最高のピアノ三重奏団と評価された。19年バルセロナにカザルス管弦楽団を創立,指揮活動に進出。36年スペイン内乱が始まるとフランコ将軍に反対,フランスのプラド,次いでプエルト・リコに移住した。61年来日。

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大辞林 第三版の解説

カザルス【Pablo Casals】

1876~1973) スペイン出身のチェロ奏者・指揮者。近代チェロ奏法を確立。また、コルトー・ティボーとともに三重奏団を結成、多くの名演奏を残す。

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

カザルス
かざるす
Pablo Casals
(1876―1973)

スペインのチェロ奏者、指揮者。チェロの演奏法の発展向上に決定的な役割を演じ、20世紀のチェロ界の隆盛をもたらす一方、長い間忘れられていたJ・S・バッハの『無伴奏チェロ組曲』を掘り起こして、この楽器のもっとも重要な作品として定着させ、こうした活動を通じて、チェロがバイオリンに匹敵する弦楽器であることを明らかにした現代チェロ界最大の巨匠である。
 1876年12月29日、スペインのカタルーニャ地方の町ベンドレルに生まれる。バルセロナとマドリードの両音楽院で学ぶ。オーケストラの首席奏者を経て、98年からチェロ独奏者として国際的な活動を開始。1905年にピアノのコルトー、バイオリンのチボーと結成したカザルス三重奏団(カザルス・トリオ)は、33年まで公演を続け、20世紀最高のピアノ三重奏団との評価を得た。10年代に世界第一級のチェロ奏者との名声を確立すると、19年バルセロナにカザルス管弦楽団を創立、指揮にも手を染め、以後、指揮者としても国際的な活動を始める。36年のスペイン内戦ではファシズムに反対して祖国を去り、フランスの寒村プラド、ついでプエルト・リコに移り、二度と祖国の土を踏むことなく、73年10月22日、プエルト・リコのサン・フアンで96歳で永眠。プラドとプエルト・リコでは音楽祭やコンクールを主宰、人々に音楽する喜びを教え、また多くの音楽家を世に送り出すのに力を貸した。61年(昭和36)来日したが、チェロは演奏せず、指揮と公開レッスンだけを行った。音楽家としても人間としても信念を貫き通した高潔さが光輝を放っている。[岩井宏之]
『J・M・コレドール編、佐藤良雄訳『カザルスとの対話』(1967・白水社)』

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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