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カスティリャ Castilla

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大辞林 第三版の解説

カスティリャ【Castilla】

スペインの中央部と北部の高原地帯。一〇世紀カスティリャ王国が成立、1479年アラゴンと合併し、スペインに統一王国をもたらした。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

カスティリャ

スペイン中央部から北部に及ぶ地方で,旧カスティリャ王国の中心部を占める。サンタンデルバリャドリードなど8県を含む北部の旧カスティリャと,マドリードトレドなど5県を含む南部の新カスティリャとに分かれていたが,現在はカンタブリアリオハ,カスティリャ・イ・レオン,カスティリャ・ラ・マンチャの各自治州に分かれる
→関連項目カステラ

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世界大百科事典 第2版の解説

カスティリャ【Castilla】

イベリア半島中央部の地方。北のビスケー湾岸から南はモレナ山脈に至り,マドリード北西部のグアダラマとグレドス両山脈を境に,北の旧カスティリャと南の新カスティリャに二分される。ちなみにCastillaの名はラテン語castellum(城)の複数形カステラcastellaに由来,〈城塞の多い国〉を意味し,8世紀末に文献に現れる。なお,カスティリャ王国とは地理的広がりからして異なる点に注意を要する。 両カスティリャは,共にメセタmesetaと呼ばれる標高600~700mの高原台地を最大の地理的特徴とし,同じく共に周囲を山々に取り囲まれている。

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世界大百科事典内のカスティリャの言及

【イベリア半島】より

…このアルプス造山運動の営力に対し,上記の山塊は,エブロ山塊やベティカ・リフ山塊のように沈下して,エブロ低地やジブラルタル海峡を形成したり,あるいはイベリア中央山塊のように全体的に隆起したり,その対応は異なっている。イベリア中央山塊は隆起により西に傾斜しただけでなく,さらに山塊の中央部の弱体であった破砕帯には北東から南西方向に中央山系,トレド山地が隆起し,この中央山系の南北に北メセタ(旧カスティリャ)と南メセタ(新カスティリャ)の2盆地が形成された。イベリア中央山塊の北部周辺部は南方方向の隆起と陥没により複雑な地形を生み出したが,南部周辺部では断層による大陥没地帯が生じ,南メセタの南縁を形成し,グアダルキビル断層として知られる。…

【カトリック両王】より

…アラゴン王フェルナンド2世(在位1479‐1516)とカスティリャ女王イサベル1世(在位1474‐1504)の2人の通称。カトリック王の称号は,イベリア最後のイスラム国グラナダを征服した功績をたたえて,ローマ教皇アレクサンデル6世から贈られた。…

【スペイン帝国】より

…さらに自国領以外の土地およびその住民に対する統治行為の意味に〈帝国〉を解するならば,〈スペイン帝国〉は1898年まで続いた。
[スペインの誕生]
 15世紀後半,イベリア半島はカスティリャ,アラゴン連合王国(以下アラゴンと略記),ポルトガル,ナバラおよびイスラム教徒のグラナダ王国(ナスル朝)の5ヵ国に分かれ,そこにはまだスペインという国はなかった。しかし,カスティリャにイサベル1世が立ち(1474),次いでアラゴンの王位にフェルナンド2世が就くと(1479),その後40年足らずの間にポルトガルを除く4ヵ国はカトリック両王のもとに一つの王権を共有するという形で新しい政治単位を形成,周辺諸国はこれをスペインと呼び始めた。…

【トラスタマラ朝】より

…中世後半イベリア半島のカスティリャとアラゴン連合王国の2国を統治した王朝。1369年初頭,カスティリャ王アルフォンソ11世の庶子でトラスタマラ伯エンリケは,父王を継いだ嫡子ペドロ1世をその手で刺殺,エンリケ2世Enrique IIとして王位に就き,新たにトラスタマラ朝を開いた。…

※「カスティリャ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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