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カッワーリー(英語表記)〈ウルドゥー〉qawwali

百科事典マイペディアの解説

カッワーリー

インド,パキスタンバングラデシュのムスリムの宗教賛歌。本来,スーフィーがその信仰告白と神との合一を達成する目的で行う集会で歌われた歌で,ペルシアウルドゥー語の詩型ガザルに節をつけて朗唱する。音楽的にはカヤールと密接な関係をもつ。現在では,一座の長としての歌い手,ハルモニウム,ドーラク(太鼓),ダンタル(金属製体鳴楽器),小型シンバル,タンバリン大正琴から成る楽団によって演奏され,非宗教的な場でも行われる。
→関連項目ヌスラットヒンドゥスターニー音楽

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世界大百科事典 第2版の解説

カッワーリー【qawwālī[ウルドウー]】

インド,パキスタンおよびバングラデシュのイスラム教徒の宗教賛歌。この語はqawl(〈証(あかし)の言葉〉)に由来し,イスラム神秘主義聖者pīrの廟で行われる記念祭にカッワールと呼ばれる音楽家によって歌われるものを指す。本来,スーフィーがその信仰告白と神との合一を達成する目的で行う集会で歌われた歌で,ペルシア,ウルドゥー語の詩型ガザルに節をつけて朗唱するもの。その内容は神秘主義的愛を歌い,神や預言者,聖者やイマームを熱烈にたたえるものが多い。

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大辞林 第三版の解説

カッワーリー【quwwālī】

イスラム神秘主義のスーフィズムに根ざす宗教歌謡。ハルモニウム・タブラの伴奏で主唱者・副唱者が詩句の唱和を繰り返し、聴衆をトランス状態に導く。パキスタンを中心にインド・バングラデシュで広く親しまれる。

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