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カティプーナン Katipunan

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世界大百科事典 第2版の解説

カティプーナン【Katipunan】

フィリピン革命の母体となった秘密結社の通称。正式名称は〈人民の息子らの最も気高く,最も尊敬すべき結社〉である。フィリピンでは19世紀中ごろからスペインの植民地支配に対する改革運動が起こり,1880年代にはリサールデル・ピラールに指導された〈プロパガンダ運動〉が展開された。しかし,それらの穏健な改革運動ではスペインの圧政を正すことができなかったので,92年7月7日,武力革命をめざすカティプーナンマニラの下町トンドで結成された。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内のカティプーナンの言及

【ボニファシオ】より

…しかし明敏だったので,やがてイギリス商会ついでドイツ商会の職員になり,仕事のかたわら独学でスペイン語をマスターして,当時マニラに流入したヨーロッパ文学や自由主義思想,フランス革命に関する文献などに接する機会を得た。1880年代に入ってスペイン支配の改革を求めるプロパガンダ運動が始まると,率先してこれに参加したが,知識人中心の言論活動の不毛さに失望して,92年7月同志とともに武装革命をめざす秘密結社カティプーナンを結成,95年にその第3代総裁となり,96年8月フィリピン革命を開始した。しかし闘争の過程でアギナルドの率いるカビテ州のプリンシパリーア階層との間に指導権争いを生じ,これに敗れて,97年5月10日アギナルド革命政府の手で処刑された。…

※「カティプーナン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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