カラスノエンドウ

百科事典マイペディアの解説

カラスノエンドウ

ヤハズエンドウとも。日本全土の草地にはえるマメ科の一〜二年草。全体に軟毛がある。葉は羽状複葉で,先端が矢はず形の小葉4〜8対からなり,先は巻きひげとなる。花は紅紫色,長さ15mm内外の蝶(ちょう)形花で,柄はごく短く,春,葉腋に1〜2個ずつつく。豆果は広線形で黒熟し,約10個内外の種子を結ぶ。近縁のスズメノエンドウはやや小さく,長い柄の先に花が数個ずつつく。豆果は長楕円形で短く,ふつう種子は2個。カスマグサは両者の中間的な形をなし,種子が3〜5個。オオカラスノエンドウコモンベッチザートウィッケンともいい,飼料,緑肥用。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

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