ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説
カルナック神殿
カルナックしんでん
Karnak temple
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…とくに新王国時代はイクナートンの宗教改革による一時的な打撃はうけても,大帝国の守護神として勢威は絶頂を極め,ヘリオポリスの太陽神ラーと習合してアメン・ラーAmen‐Raとよばれ,創造神,〈神々の王〉とされた。ムート女神を妻,月神コンスKhonsを子とするテーベの三柱神を形成,本山のカルナック神殿は中王国時代以降プトレマイオス朝にいたる歴代諸王の増改築によってエジプト最大の神殿となる。図像では2枚の羽根を頂く男性もしくは牡羊頭の人物として表現される。…
…その奥は聖所で,中央には前後に入口をもつ聖舟室と,最奥に神像を納めた厨子を安置する神室があり,聖舟室の左右には多くの小室がある。カルナックのコンス神殿(カルナック神殿)はこの典型的な実例である。カルナックの大神殿やルクソルの神殿のような巨大な神殿は,これらの基本的要素を繰り返し重複して建て増しされたものである。…
…
[古代エジプト]
古代エジプトの神殿は,正面に二つの塔の間に入口を開くピュロンpylōn(塔門)があり,その内に柱廊をめぐらした中庭,多柱室(ハイポスタイル・ホール)と呼ばれる列柱広間をへて,付属室をともなった聖所に達する。現存する典型的実例はカルナックにあるコンス神殿(カルナック神殿)であり,時代は下るが,エドフのホルス神殿やデンデラのハトホル神殿も保存の良好な実例である。一般にエジプトの大神殿は増改築をくりかえすごとに,上にのべた基本的要素が重複されて平面が複雑になり,カルナックのアモン大神殿には10基のピュロンが建てられている。…
※「カルナック神殿」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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