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カワハギ カワハギ Stephanolepis cirrhifer

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

カワハギ
カワハギ
Stephanolepis cirrhifer

フグ目カワハギ科の海水魚。皮をはいで食用にするため,その名がある。全長 30cm。体は側扁し,菱形で,灰色の地に暗色斑点がある。雄の背鰭の前部軟条が糸状に伸びる。北海道以南,東シナ海に分布する。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

カワハギ

ハゲと呼ぶ地域もある。肝(肝陀は「海のフォアグラ」とも呼ばれ、高級魚であるトラフグと違って無毒。白身は歯ごたえがあり、刺し身や煮付けなど料理もさまざま。県によると、天然物が1キロ1千円以下で取引される一方、養殖物は2千円を超える場合も少なくない

(2010-06-17 朝日新聞 朝刊 大分全県 1地方)

出典|朝日新聞掲載「キーワード」
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百科事典マイペディアの解説

カワハギ

カワハギ科の魚。地方名ハゲ,スブタ,メンボウなど。全長25cm。腹びれは退化してただ1本のとげになっている。雄では背びれの第2軟条は糸状にのびることが多い。皮膚は堅い。

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栄養・生化学辞典の解説

カワハギ

 [Stephanolepis cirrhifer].フグ目カワハギ科の海産魚.全長25cmになる.食用にする.

出典|朝倉書店
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

カワハギ
かわはぎ / 皮剥
[学]Stephanolepis cirrhifer

硬骨魚綱フグ目カワハギ科に属する海水魚。関西地方ではハゲとよぶ。北海道以南の日本各地と東シナ海に分布する。体は菱(ひし)形で強く側扁(そくへん)する。腹びれ後端の突起は上下に動かすことができる。背びれの棘(とげ)は目の後方上に位置する。雄では背びれの第2軟条が糸状に延長し、尾柄部の側方に短い剛毛がある。体の全面が絨毛(じゅうもう)状の鱗(うろこ)に覆われる。体長は25センチメートルに達する。体の地色は淡褐色で多数の細い黒色縦斑(じゅうはん)が散在する。尾びれは暗褐色で、ほかのひれは黄色。料理する際に容易に皮がはげるのでこの名がついた。なお、カワハギという名は、カワハギ科の総称としても使用される。産卵期は6~8月で、卵は球形の沈性粘着卵。1尾の抱卵数は全長24センチメートルの魚で約15万粒。稚魚のときはホンダワラなどの流れ藻の下に多数集まり、甲殻類の幼生などを食べる。5センチメートル以上に成長すると8~30メートルの深みへ移動する。成魚は小さな群れをつくり、磯(いそ)の周囲に生息する。同じ水槽の中にカワハギを入れると、個体間に優劣関係が生じて体色などに現れる。もっとも劣位の個体では体色は白っぽくなり、背びれと腹びれの棘が倒れ、尾びれも閉じている。優位の魚になると体の黒色斑が鮮明になり、背びれと腹びれの棘も立ち、尾びれも開く。優位の程度が高くなるほどこの傾向は明瞭(めいりょう)となる。優位な魚でも驚いた場合には劣位の魚と同様の状態になる。[松浦啓一]

釣り

船釣りがおもである。真夏を除いて、ほぼ一年中釣れるが、とくに冬はやや深みに集まるので釣趣もある。竿(さお)は2メートル前後で、竿先の敏感な先調子。この先がセミクジラのひげでつくられているものは最適である。道糸は伸びのないポリエステル糸で3~4号。片軸受型ハイスピードリールか中型両軸受リール。仕掛けは餌(えさ)取り上手のカワハギに備えてハリス2号か3号を5~10センチメートルにして枝鉤(えだばり)式二本鉤。餌はアサリのむき身が最高。釣り方のこつは、オモリを一気に底につけたら、道糸をたるませずに、竿先ですうっと誘い上げる。竿先から目を離さず、魚信ですばやくリールを巻く。この魚信で竿を下げたり、道糸をたるませてしまうと鉤掛かりしにくい。[松田年雄]

料理

カワハギは皮をむいてから調理する。カワハギの名もここからきたものである。皮は口先から尾のほうへ引っ張るようにして一気にむく。肝臓が大きく、この部分には滑らかで濃厚な口あたりがある。煮つけ、ちり鍋などに用いる。てんぷら、刺身(さしみ)、みそ汁の実などにもよい。[河野友美]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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