コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

カンスゲ

2件 の用語解説(カンスゲの意味・用語解説を検索)

百科事典マイペディアの解説

カンスゲ

本州〜九州の山中林内にはえるカヤツリグサ科の常緑多年草。葉は根生し,濃緑色,線形でかたく,幅5〜10mm,縁はざらつく。早春,高さ20〜40cmの花茎を出し,頂に線形で長さ2〜4cm,褐色を帯びた雄性小穂をつける。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

カンスゲ
かんすげ / 寒菅
[学]Carex morrowii Boott

カヤツリグサ科の多年草。山地の林床に生える。高さは20~40センチメートル、葉の幅は1センチメートルほどで堅い。寒中にも葉が青々としているのでカンスゲの名がある。斑(ふ)入りのものは庭に植え、切り草にも使われる。福島県以西の本州、四国、九州に分布する。カンスゲと名のつくものは日本ではほかに数種ある。カンスゲに似て全体が小形のヒメカンスゲC. conica Boottは日本各地の林床に普通に生える。葉の幅は2~4ミリメートル、濃緑色でざらつく。オクノカンスゲC. foliosissima Fr. Schm.はカンスゲに似ているが、葉の断面がW字型に波打つことで区別できる。コカンスゲC. reinii Fr. Schm.は林内に生え、いちばん上の小穂は雄花からなり、残りの小穂の上部は雄花、下部は雌花がつく。[木下栄一郎]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内のカンスゲの言及

【スゲ(菅)】より

…菅笠を編むカサスゲやたまに庭に植えるカンスゲを含むカヤツリグサ科のスゲ属植物の総称で,植物学的にスゲと呼ぶ特定の種はない。 多年草で,地中に長い地下茎を出すものもあるが,細い葉と花茎が密に叢生(そうせい)して株を作る方が多い。…

※「カンスゲ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

カンスゲの関連キーワードイネ畦蚊帳吊蚊帳草蚊帳吊草小米蚊帳吊水蚊帳釣アワパルマローザパルマローザ油ヨメナ

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone