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カンナ カンナ Canna generalis; canna

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

カンナ
カンナ
Canna generalis; canna

カンナ科の多年草。熱帯原産であるが,品種改良が進み,明治末に渡来して観賞用にごく普通に栽培されている。茎は高さ 2mになる。葉は大きな楕円形で先がとがり,基部は鞘となる。夏から秋に葉間から花茎を出し穂状の花序をなして下から順次開花する。

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デジタル大辞泉の解説

カンナ(〈ラテン〉Canna)

カンナ科の多年草。高さ1~2メートル。葉は広楕円形で、下部は鞘(さや)になる。夏から秋にかけて紅・黄・白色などの大きい花を総状につける。中南米の原産で、ヨーロッパで改良され、日本には明治末に渡来。花カンナ 秋》「女の唇十も集めて―の花/青邨

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百科事典マイペディアの解説

カンナ

カンナ科の春植え球根植物。原種は熱帯各地に50種ほどあり,その中の数種の交雑によって,現在栽培されている園芸品種ができた。園芸品種は従来,矮(わい)性大輪で種子のできるフレンチカンナ系と,種子のできないイタリアンカンナ系に分類されたが,さらに交雑育種が進み,それらの園芸分類の意味も薄れ,現在では高性品種と矮性品種を区別するだけになっている。
→関連項目球根

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世界大百科事典 第2版の解説

カンナ【Canna】

熱帯に広く分布するカンナ(ダンドク)科の植物。約75種知られるが,すべて多年草で,各種間の交配によって花のきれいな観賞用のカンナが作出され,広く栽植されている。地下に発達した根茎を有し,茎は円柱形で直立し,高さ50~200cm。互生する葉は大きな楕円形で緑色か紫銅色。花は両性花で,総状花序につき,3枚の花弁は小さく基部が合着して筒状になり,萼片は3枚で花後も残る。3~4枚の花びらのようにみえるのは,不稔のおしべが変形したもの。

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大辞林 第三版の解説

カンナ【Canna】

カンナ科の多年草。観賞用として栽培される。茎は肥厚した根茎から出て、高さ約1.5メートル、バショウにやや似た葉を数個つける。夏から秋にかけ花茎を出し、大きな花を次々と開く。花の色は鮮やかな赤・黄・絞りなどで、品種が多い。 [季] 秋。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

カンナ
かんな
[学]Canna

カンナ科の春植え球根草。熱帯アメリカ、熱帯アジアアフリカ原産のダンドク(曇華)C. indica L. var. orientalis Hook. f.は原種の一つで、日本には元禄(げんろく)時代(1688~1704)までに渡来し、鹿児島などに帰化し、現在は半自生状態になっている。草丈は1.5~2メートル、花は緋赤(ひせき)色の小輪で、観賞価値は低く、現在ではほとんど栽培されない。一般に栽培するカンナは、和名をハナカンナC. generalis Bailey(別名オランダダンドク)とよぶ。これは熱帯アメリカ、アジア、アフリカなどの原種の交雑によってつくられた園芸種で、1000種に及ぶ品種が作出され、園芸上は今日フレンチカンナとイタリアンカンナの2種を総称してカンナ・ゲネラーリスが用いられている。球根は根茎。草丈は品種によって異なるが、0.8~1.5メートル、葉は緑葉と銅色葉がある。花茎の先に総状花序をつけ、初夏から降霜期まで、白、桃、赤、橙黄(とうこう)、黄色、あるいは絞りの花を開き、花壇によく植えられる。[岩井英明]

栽培

寒さに弱いが、性質は非常に強く、日当りと排水のよい肥沃(ひよく)な所でよく育つ。4月から5月上旬に前年の株を掘り上げ、2、3芽ずつに分け、株間60~90センチメートルとし、深さ30センチメートルに土を掘り、元肥として堆肥(たいひ)、化成肥料をよく土と混ぜ、その上に球根を置き、10センチメートルほど覆土する。発芽後は生育に応じて液肥などを追肥する。球根は、霜で葉が傷み始めたころ掘り上げて貯蔵する。[岩井英明]

文化史

近代カンナの改良は、フランスの外交官アネが19世紀前半に手がけ、花が大きいフレンチ系のカンナは、フランスの園芸家クロジィが南アメリカのイリディフローラC. iridiflora Ruiz et Pav.とワルセウィッチィC. warszewiczii Dietr.を1863年にかけ合わせた雑種が基になってつくられた。カンナの種子は固く、南アメリカのインディオはこれを首飾りにしたり、楽器のマラカスの中に入れて音を出させる。また、熱帯アメリカ原産の食用カンナC. edulis Ker.の球根からは、デンプンをとっている。[湯浅浩史]

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