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化成肥料 かせいひりょう

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

化成肥料
かせいひりょう

化学肥料の原料や単肥を混合し,化学的処理を加えることによってさらに利用価値の高い塩類に変化させた複合肥料。窒素,リン酸,カリウムの3成分のうち2成分以上を含み,その合計量が 30%以下のものを低度化成肥料,それ以上のものを高度化成肥料と呼ぶ。

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デジタル大辞泉の解説

かせい‐ひりょう〔クワセイヒレウ〕【化成肥料】

窒素燐酸(りんさん)カリウムのうち2成分以上を含むように化学的に製造した肥料。

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百科事典マイペディアの解説

化成肥料【かせいひりょう】

化学肥料の一種。2種以上の肥料または肥料原料を使用し,これに化学的操作を加えて製造した肥料で,窒素・リン酸・カリウムのうちいずれか2種以上を含み,その合計量が15%以上の肥料をいう。

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世界大百科事典 第2版の解説

かせいひりょう【化成肥料 compound fertilizer】

2種類以上の肥料または肥料原料を使用し,これに化学的操作や造粒操作を加えて製造され,窒素,リン酸,カリのうち2成分以上を保証し,その合計量が15%以上である肥料をいう。その原料の大部分は化学肥料であるが,有機質肥料などを原料として含むものもあり,有機化成などと呼ばれている。2種類以上の肥料が単に混合されたものは配合肥料である。これらは法律上は第1種複合肥料として統合されている。窒素,リン酸またはカリの合計量が30%未満のものを普通化成肥料(普通化成)または低度化成肥料(低度化成)と呼び,30%以上のものを高度化成肥料(高度化成)と呼んでいる。

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大辞林 第三版の解説

かせいひりょう【化成肥料】

無機質の肥料原料を化学的に処理して、窒素・リン酸・カリウムのうち二成分以上を含むように作られた複合化学肥料。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

化成肥料
かせいひりょう

肥料原料を単に機械的に配合ないしは混合したものではなく、2種以上の肥料を原料として化学的操作により製造したもので、肥料三要素である窒素、リン酸、カリ(カリウム)のうち2要素以上を含むものをいう。
 化成肥料には、
(1)一般に成分含有量が高く包装、運搬などに利点がある
(2)肥料反応が中性化され、肥料成分以外のむだな副成分が少なく土壌を悪変させる度合いが少ない
(3)適切な成分比の化成肥料を用いることにより、バランスのとれた施肥が容易に行える
などの特長があることから、第二次世界大戦後その使用量は急速に伸びた。現在流通している複合肥料の大部分を占めている。
 化成肥料に含まれる肥料三要素の合計成分率が30%以上のものを高度化成、30%未満のものを低度化成とよび区別するが、年々化成肥料の高度化が進んでいる。低度化成は窒素成分として硫安を、リン酸成分として過リン酸石灰を、カリ成分としては塩化カリを加えて配合し造粒したものがもっとも普通の製品であるが、硫安のかわりに石灰窒素または尿素を、過リン酸石灰のかわりに溶成リン肥を用いたものなど多くの種類がある。高度化成は過リン酸石灰のかわりに湿式法でつくったリン酸にアンモニアを加えて反応させ成分含量を高めたものがもっとも多い。このほか酸化マグネシウム(苦土)、マンガン、ホウ素などの作物に必要な微量要素を特別に添加した化成肥料も製造販売されている。[小山雄生]
『浪江虔著『全化成肥料早わかり』(1955・農山漁村文化協会) ▽藤原彰夫・園田洋次著『化成肥料に関する研究――特に燐酸より見て』(1961・養賢堂) ▽日本化成肥料協会編・刊『農業と化学肥料の役割』(1996) ▽伊達昇・塩崎尚郎編著『肥料便覧』第5版(1997・農山漁村文化協会) ▽肥料協会新聞部編『肥料年鑑』各年版(肥料協会)』

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世界大百科事典内の化成肥料の言及

【複合肥料】より

…窒素,リン,カリウムの肥料3要素のうち2成分以上を含有する肥料を総称していう。これに対し1成分のみを含む肥料は単味肥料(単肥)というが,近年は複合肥料の方が需要が多い。全肥料消費量のうち,複合肥料の形で消費される割合を複肥率といい,窒素肥料,リン酸肥料,カリ肥料それぞれの日本での複肥率は1961年には44%,62%,48%であったが,83年にはそれぞれが80%,78%,80%と増加しており,複合肥料の需要が増大していることがわかる。…

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