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カーバイド carbide

翻訳|carbide

百科事典マイペディアの解説

カーバイド

広義には炭化物をいうが,一般には炭化カルシウムCaC2の俗称。カルシウムカーバイドとも。比重2.22,融点2300℃。純粋なものは無色の結晶。通常不純物のため灰黒色を呈する。
→関連項目石炭化学石炭化学工業石灰窒素石灰窒素工業電気化学工業

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世界大百科事典 第2版の解説

カーバイド【carbide】

負の部分電荷を有する炭素からなるアセチリドその他の炭化物の英語名。とくに炭化カルシウム(カルシウムカーバイド)CaC2の俗称として用いられる。【大滝 仁志】

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大辞林 第三版の解説

カーバイド【carbide】

炭素と金属元素との化合物。特に、カルシウムカーバイドをいう。化学式 CaC2 生石灰 CaO をコークスなどと電気炉中で約摂氏200度に熱してつくる。水を加えるとアセチレンガスが発生する。炭化カルシウム。炭化石灰。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

カーバイド

炭化カルシウム」のページをご覧ください。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

カーバイド
かーばいど
carbide

炭化物の総称であるが、一般にはカルシウムカーバイド、すなわち炭化カルシウムCaC2の略称。[編集部]

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世界大百科事典内のカーバイドの言及

【アセチリド】より

…またI族以外の金属酸化物を過剰の炭素と加熱しても生成する。カーバイド(炭化カルシウム)CaC2は代表的なアセチリドである(カーバイドcarbideは,正しくはアセチリドを含む炭化物の総称)。無色の化合物が多いが,銅(I)(赤褐色),希土類元素(イットリウム,ランタン,ニオブなど。…

【アセチレン】より

…1836年にイギリスのH.デービーによって初めて見いだされた。工業的には,カルシウムカーバイド(カーバイド)から製造されるか,または石油の高温熱分解法によって製造される。おもな用途は,灯火用,溶接用,合成化学原料などである。…

【化学工業】より

… ドイツは,植民地が少なく,国内には石炭ぐらいしか主要資源をもたないため,これを活用して多くの天然資源を化学的に合成する必要に迫られた。この結果ドイツは,第1次大戦から第2次大戦にかけて,19世紀に成立したタール工業をいっそう発展させるとともに,新たに窒素化学工業,カーバイド―アセチレン工業の発達に力を入れることになった。当時,窒素の供給源は主として天然のチリ硝石に依存していたが,窒素肥料,火薬を自給するためには新しい製法の開発が必要であった。…

【炭化カルシウム】より

…化学式CaC2。アセチレン化カルシウム,カルシウムアセチリドともいい,工業的にはカルシウムカーバイドあるいは単にカーバイドという。1891年はじめて工業的に電気炉で合成され,最初は溶接,金属切断あるいは灯火用アセチレン製造原料としてつくられたが,20世紀初めころ石灰窒素の製造が工業化されて,その原料としての需要が拡大した。…

※「カーバイド」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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