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ガイベル Geibel, Emanuel

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ガイベル
Geibel, Emanuel

[生]1815.10.17. リューベック
[没]1884.4.6. リューベック
ドイツの詩人,評論家。ボン,ベルリンで学ぶ。マクシミリアン2世の招きでミュンヘンに移り,周囲に若い詩人たちを集めた。『6月の歌』 Juniuslieder (1848) など,古典主義的傾向の詩を書いた。劇作に『ブルーンヒルト』 Brunhild (58) がある。

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世界大百科事典 第2版の解説

ガイベル【Emanuel Geibel】

1815‐84
ドイツの詩人。リューベックに生まれ,1852年に文芸の庇護者を自任していたバイエルン王マクシミリアン2世に招かれ,以後17年間ミュンヘンに滞在,ハイゼと共に,同地に集まった詩人グループ〈ミュンヘン派〉の旗頭となった。当時はドイツ詩壇の帝王とたたえられたが,その詩は形式美とロマンティックな情緒にあふれてはいても,独創性に乏しく次第に忘れられた。スペイン詩の翻訳もあり,H.ウォルフが作曲している。【石井 不二雄】

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ガイベル
がいべる
Emanuel Geibel
(1815―1884)

ドイツの詩人、評論家。牧師の子として北ドイツのリューベックに生まれる。ボンとベルリンに学びロマン派詩人と交際、古典主義的手法で詩作を始める。1852年美学教授としてミュンヘン大学に赴任、マクシミリアン2世宮廷で寵遇(ちょうぐう)され、詩人サークルの指導者となる。68年故郷に帰り、同地で没。政治色のない『詩集』(1840)、『新詩集』(1856)は高く評価されるが、保守色の濃い政治評論は時代とともに忘れられた。翻訳者としても著名。[小塩 節]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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