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ガスプロム ガスプロムGazprom

4件 の用語解説(ガスプロムの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ガスプロム
ガスプロム
Gazprom

ロシアの天然ガス独占企業。天然ガス生産・供給では世界最大級。1989年にソビエト連邦のガス工業省と石油工業省が統合される際,ガス事業を引き継ぐ企業として設立され,1993年に株式会社化された。

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

ガスプロム

89年にソ連ガス工業省を改組した国家ガスコンツェルン・ガスプロムが前身。93年に株式会社になり、ロシアの天然ガスの生産・輸送・販売・輸出をほぼ独占している。社員は33万人。関連会社を含めると数百万人を抱えるとされる。子会社、関連会社のなかには、ガスの生産・販売とは無関係なものも多く、事業拡大のし過ぎからくる非効率経営が問題視されている。

(2006-06-29 朝日新聞 朝刊 2外報)

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デジタル大辞泉の解説

ガスプロム(Gazprom)

ロシアに本社を置く世界最大の天然ガス会社。ロシア政府が筆頭株主で、ロシア大統領メドベージェフが就任前まで会長を務めるなど、半国営的企業。ロシアの天然ガス生産量の約85パーセントを占め、同国のGDPの10パーセントに相当する収益を上げている。→サハリンツー

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ガスプロム
がすぷろむ
Газпром Gazprom

ロシアにある世界最大のガス会社。本社はモスクワ。ロシア政府が50%強の株式をもつ半官半民の企業で、ロシアの国内総生産GDP)の1割前後を稼ぎ出している。ロシアのガスパイプラインを支配しており、生産したガスは国内だけでなくヨーロッパや旧ソ連圏諸国に販売している。前身は旧ソ連の石油ガス工業省で、1989年に同省から分離・発足し、1992年に共同出資会社になった。ウラル西シベリアに保有するガス田は枯渇が懸念されるが、バレンツ海サハリンなどに鉱区をもち、天然ガスの長期安定供給が可能とみられている。
 世界的な資源高騰で、2008年にはガスプロムの時価総額が3400億ドルと世界3位にまで上昇。「21世紀に入って世界でもっとも成長した会社」とよばれ、内外のエネルギー会社や開発プロジェクトに出資、参加している。ロシアの元大統領メドベージェフは就任直後の2008年6月まで同社会長を務め、2001年社長に就任したアレクセイ・ミレルはロシア大統領を務めたプーチンの片腕といわれるなど、政治との密接な関係をもつ。ウクライナとの天然ガス供給をめぐる紛争では、ガスプロムが同国向けガス供給を一時停止した。
 ガスプロムは企業グループを形成しており、ガスプロム銀行などの金融機関やポリプロピレン製造会社を傘下におき、通信ネットワークも所有している。2005年にはロシアの石油精製会社シブネフチを買収し、子会社とした(ガスプロムネフチと改名)。ガスプロムの2011年の売上高は4兆7358億ルーブル、純利益は6341億ルーブル。[矢野 武]

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