ガヤー(英語表記)Gayā

翻訳|Gaya

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

インド北東部,ビハール州中西部の都市。パトナの南約 88km,ガンジス川流域平野とチョタナーグプル高原の移行地帯に位置し,低い岩山に囲まれていて,暑さがきびしい。市街の大部分はガンジス川支流東岸の自然堤防上に細長く延び,家屋が密集しているが,植民地時代にイギリスが建設した新市街には官庁商社が整然と並ぶ。市とその周辺には数多くの寺院や聖地があり,代表的なものはヒンドゥー教ビシュヌパド寺,仏教のブラマージュニ (ガヤシルサ) 寺および南方 10kmにあるブッダガヤーである。ヒンドゥー教徒だけでも年間 30万人がガヤーを訪れる。周辺の米,ムギ類,サトウキビ集散と,金属細工,磁器,塗料,紙の製造が行われる。ブッダガヤーのマガダ大学のカレッジがある。人口 29万 1220 (1991) 。

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百科事典マイペディアの解説

インド東部,ビハール州の都市。ヒンドゥー教の聖地。農産物集散地。鉄道の要地。ビシュヌ・パド(ビシュヌの足跡)寺院がある巡礼地の旧市と,商業区の新市からなる。南方約10kmにブッダガヤがある。近辺に歴青ウラン鉱が埋蔵。47万6000人(2011)。

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世界大百科事典 第2版の解説

インド北東部,ビハール州中部の宗教都市。人口29万2000(1991)。チョタ・ナーグプル高原の麓に位置する。米,小麦,サトウキビを集散し,絹織物,金属加工,巡礼者用のみやげ物製造などの軽工業が立地。英領時代に建設された新市(シャヘーブガンジ)と旧市からなり,旧市にあるビシュヌ神をまつるビシュヌ・パド(同神の足跡の意)寺院は仏足石をもつ仏教寺院跡に建てられたもので,ヒンドゥー教の重要な巡礼地である。

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