キリスト教社会党[エクアドル](読み)キリストきょうしゃかいとう[エクアドル](英語表記)Partido Social Cristiano

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

キリスト教社会党[エクアドル]
キリストきょうしゃかいとう[エクアドル]
Partido Social Cristiano

エクアドルの穏健中道右派政党。 1951年カミリオ・ポンセ・エンリケスの主導で結成。その後にエクアドル保守党,エクアドル民族革命行動など右派勢力連立を組んできた。 84年の大統領選挙では保守連合を組んでレオン・フェブレス・コルデロ政権の樹立に成功するが,与党として迎えた 88年大統領選挙では惨敗。議会選挙でも9議席しか獲得できなかった。 90年の中間選挙では 16議席に回復し,さらに 92年の大統領選挙には中道右派政党と共和連合党を結成して戦い,シクスト・デュラン・バジェンが勝利を収めた。また同時に実施された議会選挙でも 21議席を獲得し第1党についた。 94年の中間選挙後には 26議席まで勢力を拡大するが,96年5月の大統領選挙ではハイメ・ネボト候補が決選投票の末敗北している。

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