キリスト教社会党[ルクセンブルク](読み)キリストきょうしゃかいとう[ルクセンブルク](英語表記)Chrescheilech-Sozial Vollekspartei;Parti Chrétien Social

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

キリスト教社会党[ルクセンブルク]
キリストきょうしゃかいとう[ルクセンブルク]
Chrescheilech-Sozial Vollekspartei;Parti Chrétien Social

ルクセンブルクの主要政党。 1914年設立。農民,カトリック系労働者,穏健保守層をおもな支持基盤とし,君主制の維持,労働法の斬新的改善,農業および小規模自営業への援助教会との友好関係,国際主義的な外交政策などの中道路線をとる。 74~79年の6年間を除き,第2次世界大戦後一貫して中道連立内閣を組織してきた。 59年以降ワーナー政権が 15年間続いたが,74年5月民主党主導のソーン連立政権が誕生したことによって下野。しかし,79年6月には民主党と組んでワーナー政権を復活させ,84年6月から 95年1月までは社会労働党との連立でサンテール内閣を維持した。その後成立したユンケル内閣も同連立の枠組みを維持している。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android