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クェルチア Quercia, Jacopo della

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

クェルチア
Quercia, Jacopo della

[生]1374頃.シエナ
[没]1438.10.20. ボローニャ
イタリアの彫刻家。金工,画家かつ彫刻家である父ピエトロ・ダンジェロに学んだ。 1401年にフィレンツェのサン・ジョバンニ洗礼堂の扉浮彫のコンクールに参加したが作品は残っていない。サン・フレディアーノ聖堂の大理石祭壇浮彫 (1413~21) ,ルッカ大聖堂の『イラリア・デル・カレット墓碑』 (07) ,シエナのピアッツァ・デル・カンポの記念噴水『フォンテ・ガイア』 (09~19) ,ボローニャのサン・ペトロニオ聖堂の正面の創世記の浮彫および同聖堂の聖母子像 (25~38) などの作品で知られる。彼のスタイルは,伝統的な簡潔な構図に,量塊的で荒々しい人体表現をもっている。肩幅の広い現世的な感覚の人体はミケランジェロに大きな影響を与えた。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

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