デジタル大辞泉 「クエンカ」の意味・読み・例文・類語
クエンカ(Cuenca)
スペイン、マドリードの南東約130キロメートルにある城塞都市。要塞は9世紀にイスラム教徒によって造られたもの。12世紀にレコンキスタ(国土回復運動)が起こり、キリスト教徒の町となった。断崖からせり出すように建てられた建築物など、独特の景観から「魔法にかけられた町」とも呼ばれる。1996年「歴史的城壁都市クエンカ」として世界遺産(文化遺産)に登録された。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
エクアドル南部の山間部にあるアスワイ州の州都。首都キトの南300kmに位置し,標高2582mの盆地にある。人口30万3994(2003)で同国第3の大都市だが,海岸地方における産業と交通の発達により同市の重要性は低下した。パナマ帽と陶器の生産で知られる。1557年,スペイン人コンキスタドールが建設,以後鉱山開発で繁栄し,新旧の聖堂をはじめ,修道院,教会が多く,大学もあって文教都市となっている。
執筆者:寿里 順平
スペイン中東部,新カスティリャ地方の同名県の県都。人口3万9860(1982)。県都クエンカは,河川の浸食と風化でできた奇抜な形の丘の頂に,中世の要塞と町並みが続き,その景観から〈魔法にかけられた都市〉と呼ばれている。クエンカ県は中央台地の南端に位置する山がちな地形を利用して牧畜業が営まれ,穀物,オリーブ,ブドウなども産出する。
執筆者:鈴木 昭一
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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