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出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…第2次大戦までは高速で,戦艦と駆逐艦の中間的な攻撃力,防御力を持つ多用途軍艦をいった。第2次大戦後は駆逐艦以下では満たされないような近代海戦用重装備を搭載し,主として空母機動部隊の護衛,水上部隊の指揮艦など広範な任務を果たす中型の高速艦を総称している。数少ない戦艦を除けば,現在,空母に次ぐ大型戦闘艦でおおむね6000トン以上,1万トン前後のものが多い。
[沿革]
19世紀初頭の木造帆船フリゲートは19世紀後半になって鋼製になり,蒸気力が使用されて高速の軽快艦として発達し,巡洋艦と呼ばれるようになった。…
…ホビーキャット,トーネード,C級カタマランなどがこれに当たる。(4)クルーザーcruiser 競走ではなくて巡航のための帆走ヨット。居住設備を有し,また一般に乾玄が高く耐航性に優れている。…
…大部分のモーターボートは,レクリエーションに使用されるプレジャーボートとして用いられるが,業務用艇として利用される場合も多い。 プレジャーボートには,比較的小型で,水上を走り回るという意味をもつランナバウトrunabout,比較的大型でクルージングに適したクルーザーや,さらに大型のモーターヨット,帆走もできるモーターセラーなどがある。ランナバウトには,オープンデッキで船外機を装着した形式が多く,操縦席から後方にはデッキをもたない。…
…日本のヨットはこの時代にセーリング・ディンギーによって始まったといってよい。 レース専門のヨットと帆走航海のためのヨットの区別もだんだん明りょうになってくるが,当時のクルーザーは基本的にはまだ帆走漁船やパイロット・カッターの域を出ていない。しかし二つの大戦に挟まれた約20年間に,これらの航海ヨットは次々に世界規模の航海を行い,ヨットの航海をスポーツとして確立していった。…
※「クルーザー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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