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クロラムフェニコール クロラムフェニコール chloramphenicol

翻訳|chloramphenicol

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

クロラムフェニコール
クロラムフェニコール
chloramphenicol

放線菌に属する Streptomyces venezuelaeから分離された抗生物質。融点 150℃。白色,帯黄色の針状または板状の結晶で,臭気はなく,苦みがある。抗生物質中,最初に合成に成功し,工業的に生産されている。

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デジタル大辞泉の解説

クロラムフェニコール(chloramphenicol)

放線菌の一種から作り出された抗生物質広範囲の細菌やリケッチアなどに有効だが、再生不良性貧血などの副作用がある。チフス菌感染症に使用。商標名クロロマイセチン

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百科事典マイペディアの解説

クロラムフェニコール

抗生物質放線菌の一種が産出,現在では工業的合成法もある。特にグラム陰性菌感染症に対し応用価値が期待された。商品名クロロマイセチン(クロマイ)。しかし,造血機能障害神経障害などの副作用の発生と耐性菌の出現で,使用量は大幅に減少している。
→関連項目クロロマイセチン腸チフス有機塩素化合物

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栄養・生化学辞典の解説

クロラムフェニコール

 C11H12Cl2N2O5 (mw323.13).

 抗生物質で,抗菌スペクトルが広い.

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世界大百科事典 第2版の解説

クロラムフェニコール【chloramphenicol】

アメリカのエールリヒJ.Ehrlichによって1947年,南アメリカのベネズエラの土壌中から分離された放線菌の1種Streptomyces venezuelaeを培養して得られた抗生物質。はじめクロロマイセチンと命名されたが,48年クロラムフェニコールとなった。中性物質で,無色針状または板状結晶として得られ,苦味がある。水に難溶(約2.5mg/ml)だが,パルミチン酸エステルまたはコハク酸エステルなどの有機酸エステルにすると,苦味がなく,水にも比較的溶けやすくなる。

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大辞林 第三版の解説

クロラムフェニコール【chloramphenicol】

放線菌の一種から分離された抗生物質。化学的に合成できる。グラム陰性菌、特にチフス菌に対して優れた抗菌力を示す。副作用として、再生不良性貧血を起こすことがある。商標名はクロロマイセチン。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

クロラムフェニコール
くろらむふぇにこーる
chloramphenicol

1947年に南アメリカベネズエラの土壌から発見されたストレプトミセス・ベネゼエレStreptomyces venezuelaeという放線菌の培養液から得られた抗生物質で、「クロロマイセチン」(クロマイと略称)の商品名で有名である。合成に初めて成功した抗生物質としても知られる。白色ないし黄白色の結晶または結晶性粉末で、においはなく味は苦い。グラム陽性菌、グラム陰性菌、スピロヘータ、リケッチア、クラミジアに有効で、広域性抗生物質の一つである。以前は繁用されたが、悪性貧血など重篤な副作用のため、現在では点眼液など外用のほかは、内服では腸チフスなど特定の感染症のみにしか適応されず、使用量は激減した。[幸保文治]

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世界大百科事典内のクロラムフェニコールの言及

【抗生物質】より

…したがって,抗生物質という言葉も物質も比較的新しいものである。40年以降,ストレプトマイシン,クロラムフェニコール,テトラサイクリンなどのすぐれた抗菌力をもつ抗生物質がつぎつぎに発見され,細菌感染症の治療は飛躍的に進歩した。その後のたゆまぬ新抗生物質の発見とその改良により,不感受性菌や耐性菌の問題もほとんど克服され,長い間恐れられてきた種々の伝染病(結核,赤痢,腸チフスなど)の重圧から人類は解放された。…

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