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ゲッティンゲン Göttingen

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ゲッティンゲン
Göttingen

ドイツ北西部,ニーダーザクセン州にある大学都市。州の南端に近く,ライネ川上流にのぞみ,市は塁壁に囲まれている。 953年以前に始り,1210年頃都市権を得,14世紀にはハンザ同盟の一員として活躍。 1737年ゲッティンゲン大学が創設されてから著名な大学都市となった。現在ドイツの国立研究所ともいうべきマックス・プランク協会の 60以上の研究所のうち8つがこの市にある。市街には 15~16世紀頃の古い建物が多く,大学の校舎が分散して学都らしい雰囲気にあふれているが,1964年以来,郊外に現代風な様式で建直されている校舎もある。人口 12万1457(2010)。

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デジタル大辞泉の解説

ゲッティンゲン(Göttingen)

ドイツ中央部の大学都市。1737年に創立されたゲッティンゲン大学がある。

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百科事典マイペディアの解説

ゲッティンゲン

ドイツ,ニーダーザクセン州南部,ライネ川に沿う学術都市光学精密機械,出版・印刷,繊維,アルミニウム製造などの工業が行われる。ゲッティンゲン大学,マックス・プランク研究所その他の研究施設がある。

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世界大百科事典 第2版の解説

ゲッティンゲン【Göttingen】

ドイツ北部,ニーダーザクセン州の都市。人口12万8000(1995)。953年グティンギGutingiとして史料に初めて登場。1211‐12年ごろ都市法を獲得。毛織物製造業によって繁栄し,1351年ハンザ同盟に加入,15世紀には中世都市としての最盛期を迎えた。ゲッティンゲンはニュルンベルクリューベックのような帝国直属自由都市ではなかったが,1430年以降帝国議会に招かれ,のちには帝室裁判所の費用も負担。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ゲッティンゲン
げってぃんげん
Gttingen

ドイツ中部、ニーダーザクセン州の大学都市。人口12万4100(2000)。ウェーザー川の支流ライネ川の谷に位置し、南北方向の主要交通路線がここを通り、中世に商工業都市として栄えた。1737年に大学が設立され、とくに自然科学と医学に優れ、18世紀なかば以来の金属加工、製薬、精密機器、光学機器、電子機器などの工業は、大学での研究により促進された。マックス・プランク(理論物理学者)研究所の本部もここにある。古い市街地にはロマネスク様式やゴシック様式の教会、市庁舎、家屋が多く大学の建物はその中に分散。最近、北と南に新しいキャンパスがつくられ、自然科学、医学、農学などの学部がそこに移った。[齋藤光格]

歴史

記録上は10世紀なかばのグティンギGutingiという村落を起源とするが、都市としては1210年皇帝オットー1世(大帝)による都市法授与をその出発点とする。1235年ブラウンシュワイク‐リューネブルク公国成立と同時にその一都市となり、のち同公国領の大部分を再統合して成立したハノーバー選帝侯国に所属した。この間ハンザ同盟に参加(1351~1572)して最初の繁栄をしるしたが、三十年戦争で没落した。この都市が新たな興隆を迎えたのは、1737年ハノーバー選帝侯ゲオルク2世(イギリス王ジョージ2世)がゲッティンゲン大学を設立した以後で、同大学はベルリン大学創設以前はドイツ第一の大学とされた。またこの地は「シュトゥルム・ウント・ドラング(疾風怒濤(どとう))」運動を担ったハイン同盟、自由主義運動の画期となったゲッティンゲン七教授事件(1837)、ドイツ連邦軍の核武装に反対するゲッティンゲン宣言(1957)など、ドイツ史に大きな影響を与えた諸運動の発祥地ともなった。[岡崎勝世]

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