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コシツェ コシツェKošice

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

コシツェ
コシツェ
Košice

ハンガリー語ではカシャ Kassa,ドイツ語ではカシャウ Kaschau。スロバキア東部の中心都市。コシツェ盆地のホルナート (ハンガリー名ヘルナード) 川沿いに位置する。カルパート山脈を越える交通の要地にあり,中世からの町の広場にはゴシック様式の大聖堂その他の古い建築物がある

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デジタル大辞泉の解説

コシツェ(Košice)

スロバキア東部の工業都市。首都ブラチスラバに次ぐ同国第2の規模をもつ。コシツェ盆地に位置し、ホルナート川に沿う。14世紀から15世紀にかけて、ハンガリー王国のもと、交易、金細工、織物業などで栄えた。1920年のトリアノン条約チェコスロバキア領になり、1938年のウィーン裁定によりハンガリーに割譲されたが第二次大戦後に再びチェコスロバキア領となった。大戦末期にベネシュ大統領が臨時政府を建て、戦後の社会主義政権の指針となった「コシツェ綱領」を発表したことで知られる。同国最大の教会建築、聖アルジュベティ大聖堂がある。

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百科事典マイペディアの解説

コシツェ

スロバキア東部の都市。鉄道・道路の要地。農産物の集散地であり,大規模な鉄鋼コンビナートがある。機械・繊維・セメント化学工業行われる。大学(1657年創立),14世紀末完成の大聖堂があり,中世には美術工芸品の生産で知られた文化都市であった。
→関連項目チェコスロバキア

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世界大百科事典 第2版の解説

コシツェ【Košice】

スロバキア東部,ドナウ川の支流ホルナートHornád川に臨む工業都市。人口24万1000(1996)。機械,セメント,繊維,印刷,食品工業などが盛んで,ハンガリー,ウクライナ国境に近いことから,通商上重要な位置を占める。1290年にハンガリー王国都市に昇格し,数百年間,北部ハンガリーの最も重要な文化・商工業都市で,古くからポーランドと結ぶ交易路として大きな役割を果たしてきた。市には1657年設立のシャファーリク大学,工業大学などの教育機関があり,旧市街にある14世紀末に完成したゴシック式の大聖堂は周辺の近代的工場群とみごとな対照をなしている。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

コシツェ
こしつぇ
Koice

スロバキア東部、コシツェ県の県庁所在地でスロバキア第二の都市。人口23万6093(2001)。コシツェ盆地に位置し、ホルナート川が市内を流れる。市最大の産業は、1960年代に建設された「東スロバキア製鉄所」による鉄鋼生産で、ほかに機械、食品工業が盛んである。近郊に自然保護区のスラーンスケ丘陵をひかえ、観光開発にも力が入れられている。市の中心部にはスロバキア最大のゴシック建築、聖アルジュベタ大聖堂があり、国立劇場、旧市庁舎、司教邸などの歴史的建造物がそれを取り囲んでいる。高等教育機関として、P・J・シャファーリク大学の3学部(プレショフに3学部)、技術大学、M・R・シチェファーニク空軍大学があるほか、ブラチスラバの経済大学とニトラの農業大学がそれぞれ1学部を設置している。コシツェ・マラソンの開催地。[木村英明]

歴史

1230年の古文書に市への定住に関する最初の記述があるが、市の権利を付与されたのは90年。1324年に王立自由都市となり、14~15世紀には金細工や織物を中心に産業が栄え、交易都市としても発展した。16~17世紀にかけ、ハンガリー王国の対トルコ戦重要拠点。トリアノン条約(1920)でチェコスロバキアに帰属したが、ウィーン裁定(1938)でハンガリーに割譲、第二次世界大戦後、ふたたびチェコスロバキア領になる。1945年、ベネシュ大統領率いるチェコスロバキア臨時政府が置かれ、同年5月に国家再建の指針となった「コシツェ綱領」が発表された。1993年、チェコスロバキアはチェコとスロバキアに分離、独立した。[木村英明]

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世界大百科事典内のコシツェの言及

【プレショフ】より

…人口9万3000(1996)。コシツェKošiceとともに東スロバキア工業地区の中心を形成し,機械・セメント・食品・木材・衣料工業が盛ん。コシツェにあるシャファーリク大学の教育・哲学部の所在地。…

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