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コバルトブルー cobalt blue

翻訳|cobalt blue

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色名がわかる辞典の解説

コバルトブルー【cobalt blue】

色名の一つ。JISの色彩規格では「あざやかな」としている。一般に、アルミン酸コバルトを主成分とする顔料の鮮やかな青のこと。フランスの化学者L・J・テナール(1777~1857年)が初めてこの色の合成に成功し、19世紀なかばから生産された。そのためテナールブルーとも呼ばれたこともある。絵の具陶磁器の着色に用いられた。色名は宝飾品、ガラス製品照明器具、電気製品などに幅広く用いられている。

出典|講談社
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デジタル大辞泉の解説

コバルト‐ブルー(cobalt blue)

酸化コバルト酸化アルミニウムから製する青色顔料。また、その色。絵の具や合成樹脂・陶磁器の着色剤などに使用。

出典|小学館
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百科事典マイペディアの解説

コバルトブルー

アルミン酸コバルトCoO・xAl2O3主成分とする青色顔料。テナール青とも。美しい青色で耐久力が大きく,絵具,陶磁器の着色などに使用。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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大辞林 第三版の解説

コバルトブルー【cobalt blue】

青色顔料の一。酸化コバルトと酸化アルミニウムを混合・加熱してつくる。また、その顔料の緑色を帯びた濃い青色をいう。コバルト。コバルト色。 「 -の海」

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

コバルトブルー
こばるとぶるー
cobalt blue

コバルトアルミニウムスピネルCoOAl2O3を主体とする鮮明な青色顔料で、耐光性、耐候性、耐酸・耐アルカリ性いずれも大で非常に安定な顔料である。一般の無機顔料とセラミック顔料とで若干製法等を異にする。
(1)一般の無機顔料 普通、コバルトブルーというとこれをさす。酸化亜鉛ZnOはほとんど使用せず、場合により酸化マグネシウムMgOが少量配合される。モル比で酸化コバルトに対しアルミナがごくわずかに多い程度で、だいたい1対1に近い。コバルトとアルミニウムの水酸化物を共沈させるか、あるいは酸化コバルトと水酸化アルミニウムなどを配合、900~1000℃で焼成して得られる。絵の具には欠かせない顔料で、このほか塗料、プラスチックの着色に用いられる。
(2)セラミック顔料 この分野では海碧(かいへき)、マットブルーともいう。酸化コバルト、酸化亜鉛、水酸化アルミニウムを配合、1200℃の焼成で得られる。主体は(CoZn)OAl2O3のスピネル。この顔料は、釉(ゆう)や素地の成分と反応し、色が紫みを帯びてくるので、高火度の釉には使いにくいが、上絵用としては重要な顔料である。この顔料は、他のセラミック顔料と若干違った意義をもっている。すなわち、3価のコバルトの混在する一般の酸化コバルトを、水酸化アルミニウムや酸化亜鉛とともに焼成し、すべてのコバルトを2価の状態にして使用するという目的でつくられた顔料でもある。3価のコバルトは釉の発泡の原因となるからである。[大塚 淳]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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世界大百科事典内のコバルトブルーの言及

【顔料】より

…印刷インキ,塗料,クレヨンなどに使う。コバルトブルーは,酸化コバルト,酸化アルミニウムを1200℃付近で焼成して得られるアルミン酸コバルトCoO・xAl2O3を主成分とする固溶体。美しい青色で耐久性が大きく,低温溶融ガラスにも溶けないので,陶磁器,ホウロウ,高級絵具などに用いられる。…

※「コバルトブルー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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