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コバンザメ コバンザメEcheneis naucrates; live sharksucker

4件 の用語解説(コバンザメの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

コバンザメ
コバンザメ
Echeneis naucrates; live sharksucker

スズキ目コバンザメ科の海水魚。コバンイタダキともいう。全長 1m内外。体は細長く,帯青褐色で,体側に暗色縦帯が走る。頭部背面に背鰭の変化した小判形の吸盤をもち,サメ類カジキ類などの大型の魚に吸着して移動する。

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

コバンザメ

大きさは0.5~1メートルで世界中の温暖な海に生息する。名前は「サメ」だが、スズキの仲間。サメ似の流線形の体形が名の由来となった。背びれが変形した背中の小判型吸盤で自分より大きな生物にくっつき、外敵から身を守りつつ、食べこぼしを狙う。自然界ではサメやエイ、マンボウなどにくっつく。

(2016-07-13 朝日新聞 夕刊 2社会)

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百科事典マイペディアの解説

コバンザメ

コバンザメ科の魚の総称,またはその1種。別名はコバンイタダキ。代表的な種であるコバンザメは全長1mにもなる大型のもの。東部太平洋を除く世界中の暖海に分布する。体は青灰色で,体側に幅広い暗色の縦じまが走る。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

コバンザメ
こばんざめ / 小判鮫
remorasucking fish

硬骨魚綱スズキ目コバンザメ科Echeneidaeの魚類の総称、およびそのなかの1種。この科の魚類は、頭部の背面に第1背びれが変形した小判形の吸盤があるので、コバンイタダキともよばれる。サメ類、マンボウ、その他の大形の魚、クジラ類、その他の海獣類、ウミガメ類などに吸着して運ばれる。しかし、必要なときは寄主から離れ、かなり活発に遊泳する。餌(えさ)は寄主の食い残しや排出物であるが、寄主の体の寄生虫を食べるものもある。ひれは軟条のみからなり、棘(とげ)がない。鱗(うろこ)は大小2種の円鱗(えんりん)で、小さな鱗は規則正しく並ぶ大きな鱗を囲む。全長は20~70センチメートル。全世界の温帯、熱帯の海に広く分布し、日本近海には7種が知られている。
 種のコバンザメEcheneis naucratesは、全長95センチメートルに達し、体は細長く、胸びれの先端はとがる。体色は青褐色で、体側には目を通る幅広い1本の暗色縦帯がある。この縦帯は尾びれの黒色部に連なる。シロコバンRemorina albescensやクロコバンRemora brachypteraは、ともに体は太くて短く、胸びれの先端は丸みを帯びる。シロコバンは全長30センチメートルに達し、体は一様に灰色。クロコバンは全長20センチメートルに達し、背方が暗色、その他は灰色で、クロカジキによく寄生する。[鈴木 清]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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