コモリグモ(子守蜘蛛)(読み)コモリグモ(英語表記)wolf spider

翻訳|wolf spider

世界大百科事典 第2版の解説

コモリグモ【コモリグモ(子守蜘蛛) wolf spider】

コモリグモ科Lycosidaeに属するクモの総称。卵囊を糸疣(しゆう)につけて歩き回り,かえった子グモをしばらく腹背にのせておく習性をもつのでこの名がついた。地中に住居をつくる種類ではこのような子守行動をもたないものもある。体長は5~15mmと大きさはまちまちで歩脚末端につめが3本あり,中にはクサグモのように網を張るものがあるなど造網性のクモとの類縁を示すが,大部分は網を張らずに歩き回って捕食をし,またハエトリグモと同様に視覚に依存した求愛行動を行う。

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世界大百科事典内のコモリグモ(子守蜘蛛)の言及

【タランチュラ】より

…現在では大型のクモ,とくにトリクイグモ科Theraphosidaeに属するクモと,大型でいかにも毒がありそうに見えるクモを指すことが多いが,本来は南ヨーロッパに広く生息しているコモリグモLycosa tarentulaを指していた。このクモは南ヨーロッパでは昔から〈毒グモ〉として知られる。…

※「コモリグモ(子守蜘蛛)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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