片鱗(読み)ヘンリン

精選版 日本国語大辞典 「片鱗」の意味・読み・例文・類語

へん‐りん【片鱗】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ① 一片のうろこ。うろこ一枚。
    1. [初出の実例]「片鱗を溌墨淋漓の間に点じて、虬龍の怪を、楮毫の外に想像せしむるが如く」(出典:草枕(1906)〈夏目漱石〉七)
  3. ② 転じて、ごくわずかな部分。一端。
    1. [初出の実例]「ふむ。どうもすばらしい片鱗だナ」(出典:竹沢先生と云ふ人(1924‐25)〈長与善郎〉竹沢先生富士を観る)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

1 イソオウギガニ科のカニ。浅海にすみ、甲は丸みのある四角形で、甲幅13センチくらい。全体に黄褐色。甲の縁と脚に太いとげが多数ある。本州中部以南に産し、食用。2 ズワイガニの別名。鳥取・島根地方でいう...

松葉蟹の用語解説を読む