コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

コリメーター コリメーター collimator

翻訳|collimator

4件 の用語解説(コリメーターの意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

コリメーター(collimator)

レンズの焦点にスリットかピンホールを置いて、入った光を平行光線にする装置。分光器天体望遠鏡に用いる。視準器。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版の解説

コリメーター【collimator】

レンズまたは球面(厳密には放物面)反射鏡の焦点の位置に点光源を置くと,レンズを透過する,または反射鏡で反射する光は平行光になる。これを実現する器具がコリメーターで,図のa,bに示すように,レンズまたは反射鏡から焦点距離fだけ離れた位置に小孔(ピンホール)が置かれた配置をもっている。いま,図に示した位置に光源を置くと,光源で照明された小孔が二次光源となってコリメーターから出る光は平行光になる。図のbにおいて小さな反射鏡で光の進行方向を90度変えているのは,平行光が光源で遮断されるのをできるだけ少なくするためである。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

コリメーター【collimator】

細いスリットや小さい穴から光をとり入れて平行な光線の束にする装置。分光器・測角器などに用いる。視準儀しじゆんぎ
原子核・素粒子の実験で、鉛などの遮蔽体を用いて粒子線を定まった細さにしぼる装置。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

コリメーター
こりめーたー
collimator

点光源から発散する光束を平行光束に変える装置。視準器または視準儀ともいう。望遠鏡対物レンズまたは対物鏡が用いられる。望遠鏡では無限遠からの平行光束を1点に集光させるが、コリメーターはその逆の作用をする。レンズ・コリメーターでは用途に応じて色消しレンズがそのまま用いられる。凹面鏡を用いるときは光源位置が平行光束の中にくるから、小口径の平面鏡を用いて平行光束の外に置いた点光源から光を送り込む(逆ニュートン式)か、あるいは凹面鏡に軸外放物面鏡を用いるなどのくふうを要する。分光器のコリメーター、子午環(しごかん)などで望遠鏡の視準軸を決めるのに用いられるコリメーター、レンズや鏡の製作時の面の検査、あるいはレンズや鏡の使用時の光学軸の調整など多方面の用途がある。検査器具としては、平行光束を鏡などで反射させコリメーター自身で観察するが、これをオート・コリメーターという。[山下泰正]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

コリメーターの関連キーワード凸レンズ放物面放物面鏡カセグレンアンテナ反射鏡平凸レンズ両凸レンズレンズ豆グレー・レンズマンファースト・レンズマン

今日のキーワード

パラチオン、パラチオンメチル

パラチオンは無色で油状の液体、パラチオンメチルはコハク色の液体。ともに毒性が強く、有機リン系殺虫剤として使用された。50年代以降、稲の害虫被害を防ぐことが確認され、広く導入された。しかし、農民の中毒死...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コリメーターの関連情報