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コルト コルトColt, Samuel

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

コルト
Colt, Samuel

[生]1814.7.19. コネティカット,ハートフォード
[没]1862.1.10. コネティカット,ハートフォード
アメリカの兵器製造家。コルト拳銃の発明によって名高い。 16歳で家出してインドへ向う船の中でレボルバー (回転式) の木製の型をつくり,帰国すると 1831~35年に単銃身で回転式弾倉をもつコルト拳銃の試作品をつくった。 35年にイギリス,ヨーロッパの特許,36年にアメリカの特許をとった。 36年にこの拳銃をつくる会社を設立したが宣伝不足のため 42年に失敗。こののち,電気式起爆水雷や,世界で最初の水底電線を考案した。 46~48年のアメリカ=メキシコ戦争が始ると,政府からコルト拳銃の大量注文を受け,E.ホイットニーの工場で製作。 47年には自分の会社をつくった。世界で初めて流れ作業による大量生産方式と交換部品方式をつくりだし,アメリカで屈指の富豪となった。

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デジタル大辞泉の解説

コルト(Colt)

米国人コルト(S.Colt)が発明した回転式6連発拳銃。
米国のコルト特許兵器会社製の銃器の総称。

コルト(Corte)

コルテ

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百科事典マイペディアの解説

コルト

米国の発明家。コネティカット州ハートフォード生れ。1835年コルト式回転6連発拳銃の英国特許,翌年米国特許を得てその製造に乗り出す。1843年破産するが,メキシコ戦争の特需のおかげで再建,1855年ハートフォードに建設した工場ではE.ホイットニーの小銃生産にならい,互換生産方式を本格的に採用,機械工業における近代的量産方式の先駆となった。
→関連項目拳銃

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デジタル大辞泉プラスの解説

コルト

アメリカのクライスラープリマスブランドで1983年から1991年まで販売していた乗用車。4ドアセダン、2ドアクーペ、および3ドアハッチバック。三菱自動車ミラージュOEM車。

コルト

三菱自動車工業が2002年から製造、販売している乗用車。5ドアの小型ハッチバック。ダイムラー・クライスラーとの共同開発。海外向けに3ドアハッチバック、2ドアカブリオレがある。

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世界大百科事典 第2版の解説

コルト【Samuel Colt】

1814‐62
アメリカの発明家,企業家。コネティカット州ハートフォードの生れ。商船の乗組員,染色工場の従業員,薬のセールスマンなどをしていたが,1834年銃工に依頼してリボルバー式拳銃を完成させ,35年にイギリスの,翌年アメリカの特許を得る。このコルトの拳銃は,撃鉄を起こすごとに弾丸の入ったシリンダーが回転し,弾丸を発射位置に送るもので,その考案は彼が商船に乗り組んでいたときになされたとされるが,真偽は不明。この特許によりリボルバー式拳銃の製造権を独占し,36年会社を設立。

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大辞林 第三版の解説

コルト【Colt】

アメリカ人サミュエル=コルトが設計・製造した回転式連発拳銃。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

コルト
こると
Samuel Colt
(1814―1862)

S&W(スミス・アンド・ウェッソン)銃器会社と並ぶアメリカ最大の銃器製造会社Colt's Patent Fire Arms. Co.(現、Colt's Manufacturing Company LLC)の創立者。コネティカット州ハートフォードに生まれる。16歳のとき船乗りになり、東インドへの航海中に独特の回転弾倉式連発拳銃(けんじゅう)(リボルバー)の特許をとり、1836年に雷管式リボルバーのパターソンモデルを製造した。以後ウォーカー(1847)、ドラグーン(1848)、ネービー(1851)、アーミー(1860)など各種リボルバーとリボルビング(回転弾倉式)ライフルを設計製造した。彼の会社は南北戦争(1861~1865)と西部開拓時代の波にのり生産は急増し、アメリカ最大の銃器会社に発展、現在でも各種拳銃をはじめライフル、機関銃の製造を続けている。[小橋良夫]

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世界大百科事典内のコルトの言及

【拳銃】より

…と同時に,その発展の場はアメリカへ移った。1834年S.コルトは,銃工ジョン・ピアソンの協力をえてパーカッション・リボルバー1号を完成,35‐36年にイギリス,アメリカ両国で回転式弾倉の特許を取得した。またコルトは1847年に陸軍から大量の拳銃を受注した際,かねてから着眼していたホイットニービルの工場と契約し,初めて拳銃量産化の道を開いた。…

※「コルト」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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