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ゴメリ

世界大百科事典 第2版の解説

ゴメリ【Gomel’】

ベラルーシ共和国南東部,同名州の州都。人口50万3300(1991)。ロシア連邦ウクライナに隣接し,ドニエプル川支流のソジ川に臨み,河港がある。付近から旧石器時代の遺跡が発見されているが,この地名が知られるようになったのは12世紀からである。一時期リトアニア,ポーランドに属したが,1772年からロシア領となる。古くからユダヤ人が多数居住し,商工業都市として栄えた。現在は機械・金属工業,木材加工業が盛んである。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ゴメリ
ごめり
Гомель Gomel'

ベラルーシ(白ロシア)共和国ゴメリ州の州都。人口50万5300(1998)。市街はドニエプル川の支流ソージ川右岸に発達する。12世紀中葉以来の古い都市で、5本の鉄道の分岐点であり、幹線道路と河港をもつ交通上の要衝。ゴメリは1142年にゴミーГомий/Gomiyの名で記録に現れたが、1335年にリトアニア、1569年にポーランド、1772年にロシアの一部となった。ロシア革命(1917)の前までは、ユダヤ人移住者の多い商業都市で、工業にみるべきものはなかった。現在は重工業、とくに機械・金属(農業機械、鉱山機械など)、化学工業が発達し、食品加工業、林産加工業もあり、工業都市となった。1941~43年にはドイツ軍に占領された。[山本 茂]

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