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サクラエビ サクラエビ Sergia lucens

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

サクラエビ
サクラエビ
Sergia lucens

軟甲綱十脚目サクラエビ科 Sergestidae。体長 4~5cm。外骨格が薄く,多数散在する色素胞のために桜色を呈する。腹面や体側に 155個の発光器をもつ。第2触角が体長の 3.5倍ほどあり,先端の 3分の2ぐらいの部分で曲がって,それより先には軟毛が生えている。

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百科事典マイペディアの解説

サクラエビ

甲殻類サクラエビ科のエビ。体長4〜5cmくらい。甲殻は薄く柔らかい。額角は小さく,第2・3胸脚ははさみ状。第2触角は非常に長く,3分の1ほどのところで折れ曲がり,その先には軟毛を生じる。
→関連項目エビ(蝦/海老)

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栄養・生化学辞典の解説

サクラエビ

 [Sergia lucens].駿河湾でとれるエビ目クルマエビ亜目サクラエビ属の小型のエビで食用にする.

出典|朝倉書店
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

サクラエビ
さくらえび / 桜蝦
sakura shrimp
[学]Sergia lucens

節足動物門甲殻綱十脚(じっきゃく)目サクラエビ科に属するエビ。相模(さがみ)湾、駿河(するが)湾だけから生息が知られている種で、駿河湾で多量に漁獲されて素干しや煮干しなどにされる。体長5センチメートルくらいで、生時はほとんど透明。甲が薄く、多数の色素胞のために淡紅色を帯び、いわゆる桜色にみえる。総計155個の発光器が体側や腹面にあり、美しく発光する。頭胸甲は尾節を除いた体長の約3分の1。額角(がっかく)は三角形で短く、上縁に小さい棘(とげ)が1本ある。第2触角は体長の3.5倍に達するが、その約3分の1の部分で強く曲がり、それより先の各節には腹面に1対の軟毛があって遊泳に役だつ。第2、第3胸脚に小さいはさみをもつ。
 昼間は水深300メートル以上の近底層にいるが、夜間は泳ぎ上がってくる。とくに5、6月には表層まで大群をなして浮上することがあり、海面が光雲状を呈する。ただし、夏でも月明かりの夜には浮上しない。すなわち、負の走光性が強いため、漁期の10月から翌年5月までの暗夜に操業する。産卵期は6~8月。卵は直径0.27ミリメートルほどの球形で、浮遊性。卵数は1500~2000粒で、1年で成熟し、放卵後に死ぬ。[武田正倫]

食品

主として、素干し、煮干しにしたものが出回っているが、産地では、生きたままのものをしょうがじょうゆ、酢じょうゆで食べる。漁獲期にはゆでただけの釜あげも市場に出る。素干し、煮干しは、茶漬けにしたり、大根おろしとともに食べたり、かき揚げやお好み焼きなどの料理に利用される。彩りとして美しいので、酢の物や和(あ)え物に広く使われ、また五目ずしに混ぜるとか、炒(いた)め物に加えるなどもする。タンパク質、カルシウムに富む食品である。[河野友美・大滝 緑]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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