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サバール Savart, Félix

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

サバール
Savart, Félix

[生]1791.6.30. メチエール
[没]1841.3.16. パリ
フランスの物理学者。ストラスブール大学で医学を修めたが,早くから振動現象に興味をもち,J.ビオに認められる。 1827年パリ科学アカデミー会員。 28年コレージュ・ド・フランス実験物理学教授となり,音響学を講じる。音響学,光学,電磁気学,流体力学などを研究し,なかでも電流と磁極との間の相互作用に関するビオ=サバールの法則は著名。

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世界大百科事典 第2版の解説

サバール【palmetto (palm)】

ヤシ科の高木または低木。は一本で円柱状をなし,外側は枯葉の葉鞘(ようしよう)で包まれている。葉は地際より出て,幹のないもの,あるいは幹ははって直立しないものもある。葉は掌状深裂,葉身は斜扇形あるいは基部はくさび形,径1~3m。裂片は,多数,線形あるいは先端は再度2裂し,内向すり合せ状。葉柄は長さ1.5~2mで,両側に稜はあるが,とげはない。葉腋(ようえき)に生ずる肉穂花序両性,分岐が多く,花は穂状につき雌雄同株

サバール【Félix Savart】

1791‐1841
フランスの物理学者。初め医学を志し,1816年ストラスブール大学医学博士号を取得したが,このころから彼の関心は物理学,とくに弦や弾性固体の振動の実験研究に移り始めた。その研究対象は,弦楽器の振動から固体物質の構造に至るまでさまざまであるが,なかでも有名なのは,J.B.ビオと行った電流の磁気作用の測定研究である。電流の磁気作用は20年H.エルステッドによって発見されたものであるが,彼らはただちに直線・折線電流が磁石へ及ぼす作用を精密に測定し,その膨大な測定データより,ビオ=サバールの法則を提出した。

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世界大百科事典内のサバールの言及

【ビオ=サバールの法則】より

…ここにθは,OPとO点における電流Iとのつくる角である。1820年にフランスのJ.B.ビオとF.サバールによって与えられた。実際には電流は連続したものであるから,P点における磁場の強さは,電流素片によって生ずる磁場dHを電流の道筋に沿って素片の位置について積分して与えられる。…

※「サバール」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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