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サラクルー サラクルー Salacrou, Armand

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

サラクルー
サラクルー
Salacrou, Armand

[生]1899.8.8. ルーアン
[没]1989.11.23. ルアーブル
フランスの劇作家。 17歳で短編小説を『ユマニテ』紙に発表,次いで同紙の記者となり,シュルレアリスムに近づいた。初期の戯曲は不評であったが,宣伝事業で財産を築き,1934年『自由な女』 Une femme libreで認められ,35年 L.ピランデッロならびにシュルレアリスムの影響の濃い『アラスの未知の女』L'Inconnue d'Arrasで成功。

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デジタル大辞泉の解説

サラクルー(Armand Salacrou)

[1899~1989]フランスの劇作家。人間と神をめぐる問題を追究した。作「地球は丸い」「デュラン大通り」など。

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世界大百科事典 第2版の解説

サラクルー【Armand Salacrou】

1899‐1989
フランスの劇作家。ジャーナリストとして出発し,1922年ころから戯曲を書き始めたが,デュラン後押しで上演された初期の作品は,ほとんど不評だった。最初の成功は30年の《自由な女》である。無意識的記憶のピランデロ的現象を活用した《アラスの見知らぬ女》(1935)では,当時としては新しい映画のフラッシュバックの手法を使って前衛作家と目された。38年デュランがアトリエ座で演出・主演した《地球は丸い》は,ルネサンスイタリアの教会改革者サボナローラと一般民衆のそれぞれの時間を並列させるという手法で成功し,とくに主人公の狂信的独裁者の風貌にヒトラーの面影を投影させて話題となった。

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大辞林 第三版の解説

サラクルー【Armand Salacrou】

1899~1989) フランスの劇作家。前衛劇で出発、多彩な劇作を手がけるが、風刺劇で成功。戯曲「地球は丸い」「怒りの夜」「神は知っていた」など。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

サラクルー
さらくるー
Armand Salacrou
(1899―1989)

フランスの劇作家。8月8日ルーアンに薬剤師の子として生まれる。パリで医学、哲学、法学を修め、シュルレアリスムとコミュニズムの洗礼を受け、ジャーナリストとして働きながら劇作に手を染め、まず前衛的な『パチューリ』が1930年にシャルル・デュランに取り上げられて劇界にデビューした。第二次世界大戦前には『アトラスホテル』(1931)、『自由な女』(1934)、『アラスの見知らぬ女』(1935)、これもデュランが上演して好評を得た傑作、ルネサンス期イタリアの教会改革者・狂信的独裁者の怪僧、サボナローラを主人公にした『地球は丸い』(1938)、それに喜劇『笑い話』(1939)など、さまざまなテーマと手法で、反写実のユニーク人間の条件ドラマ世に問うて気を吐いた。こうしてレジスタンスに材を得た『怒りの夜』(1946)や『ルノアール群島』(1947)を機として、戦後はいよいよ成熟した手つきで『神は知っていた』(1950)、『デュラン大通り』(1960)など、概して社会性の強い作品を発表、それを実存的な孤独感と融和させて健在を示したが、60年代以降は第一線から遠のいた感が否めない。現代のフランス演劇界を代表する一人で、49年来アカデミー・ゴンクール会員であった。[渡辺 淳]
『岩瀬孝訳『地球は丸い』(1960・白水社) ▽鎌田博夫他訳『怒りの夜』(1953・未来社) ▽鈴木力衛訳『神は知っていた』(1953・白水社)』

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