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ザダル ザダル Zadar

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ザダル
ザダル
Zadar

クロアチア南西部の都市。ダルマチア海岸に位置し,島に囲まれた天然の良港をもつ。前1世紀にローマの属領となり,西ローマ滅亡後はビザンチン帝国領ダルマチアの行政,文化の中心地として繁栄。

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デジタル大辞泉の解説

ザダル(Zadar)

クロアチア南西部、ダルマチア地方の港湾都市アドリア海に臨む良港をもつ。紀元前4世紀以前にイリュリア人が建設した町に起源し、紀元前2世紀に古代ローマの植民都市となり、中世には東ローマ帝国の支配下で発展。13世紀初頭に第4次十字軍率いるベネチア共和国に占領され、東地中海の覇権を奪われる契機となった。旧市街には古代ローマ時代の遺跡のほか、聖ドナト教会聖ストシャ大聖堂をはじめとする中世の教会がある。

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百科事典マイペディアの解説

ザダル

クロアチア西部,アドリア海沿岸,ダルマツィア地方の港市。ベネチア定期航路が通じ,農産物の取引,漁業,造船・精密機械・食品などの工業が行われ,マラスキーノ酒(サクランボリキュール)の産地として知られる。

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世界大百科事典 第2版の解説

ザダル【Zadar】

クロアチア共和国のアドリア海に面する港町。イタリアザーラZara。人口7万6000(1991)。前4世紀イリュリア人はヤデルIaderと命名,ローマ時代はディアドル。自治都市(コムーネ)を経て10世紀にはクロアチア人の国家(トルピミロビッチ朝)に編入される。ベネチアのライバルだったため,1202年,第4次十字軍により徹底的に破壊された。1797年まではベネチア,1805‐13年はフランス,1918年まではオーストリア,両大戦間はイタリアの支配下に甘んじ,第2次大戦後ユーゴスラビアに復帰した。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ザダル
ざだる
Zadar

クロアチア共和国南西部の都市。ダルマチア地方の海岸に位置し、アドリア海に臨む。人口7万2718(2001)。入り江が天然の良港をなし、一部は漁港となっている。周辺の丘ではブドウオリーブなどが栽培される。鉄道、道路、フェリーによって周辺地域と結ばれている。マラスキノチェリー酒などのリキュールが特産であるほか、たばこ、造船、漁業用機器、編物機械などの工場がある。紀元前4世紀にイリリア人の町として建設され、ヤデルJaderの名でよばれた古い町。前2世紀にはローマの植民都市となり、ビザンティン、ベネチアの支配を経て、第一次世界大戦までオーストリア・ハンガリー帝国の支配下にあった。1918~1945年イタリア領(イタリア語名はザラZara)、1947年パリ条約により旧ユーゴスラビアに帰属したが、1991年クロアチアは独立した。ローマ遺跡があるほか、13世紀の銀細工が施された聖ドナト教会の大聖堂など多くの中世の教会があり、観光保養地ともなっている。スプリト大学の哲学部、考古学・民俗学博物館もある。[漆原和子]

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世界大百科事典内のザダルの言及

【ユーゴスラビア】より


[酒]
ラキヤrakijaと呼ばれるブランデー,なかんずくプラムで作られるシュリボビツァšljivovicaが南方の名産。食前酒のマラスカmaraska(イタリア名マラスキーノ)は,ダルマツィア海岸ザダルの特産。シェリー酒である。…

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