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ザロモン ザロモンSalomon, Erich

3件 の用語解説(ザロモンの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ザロモン
ザロモン
Salomon, Erich

[生]1886.4.28. ベルリン
[没]1944.7.7. アウシュウィッツ
ドイツの写真ジャーナリストミュンヘン大学で法律の博士号を取得したが,1925年に,当時新開発された,室内早撮り用カメラのエルマノックスに魅せられて写真家となった。次いで速写機能のすぐれたライカを手に入れ,それをかばんや山高帽にひそめて政治家や著名人の仕事場,またヨーロッパ政治首脳会議や国際連盟の会議場にも出入りし,その素顔を盗み撮りした。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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世界大百科事典 第2版の解説

ザロモン【Erich Salomon】

1886‐1944
ベルリン生れの写真家。1920年代を通じて写真の大量印刷が世界的規模で一般化するが,とくにドイツでは《ベルリーナー・イラストリールテ・ツァイトゥング》をはじめ写真グラフ雑誌が隆盛で,フォトジャーナリズム(グラフ・ジャーナリズム)が社会的に重要な大衆メディアとして確立していた。ザロモンは,小型カメラを隠し持ち,当時,撮影が禁止されていた重要な国際会議場や法廷に現れ,数々の写真をものにしてジャーナリズムをにぎわした。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ザロモン
ざろもん
Erich Salomon
(1886―1944)

ドイツの写真家。今日のニュース写真の主流をなすキャンディッド・フォトcandid photoの創始者として知られている。ベルリンに生まれ、ミュンヘン大学などで法学を修めた法学博士。第一次世界大戦では捕虜となるが、釈放後、ベルリンのウルシュタイン通信社に経営管理要員として入社。1927年からは同社刊の『ベルリナー・イルストリールテ・ツァイトゥンク』のために写真を撮り始める。とりわけ幅広い教養と7か国語を話す語学の才を生かし、各国首脳が集う国際会議に潜入し、隠し持った高性能小型カメラ、エルマノックスで政治家や要人の素顔の撮影に成功、フォトジャーナリストとして一躍注目を集めた。38年以後はフリーとなり各国出版社に寄稿。ユダヤ系のため第二次世界大戦ナチスに迫害され、妻子とともにアウシュウィッツの強制収容所で没した。[平木 収]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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