厚顔(読み)コウガン

デジタル大辞泉 「厚顔」の意味・読み・例文・類語

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精選版 日本国語大辞典 「厚顔」の意味・読み・例文・類語

こう‐がん【厚顔】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) ( 「書経‐五子之歌」の「鬱陶乎予心、顔厚有忸怩」、また「詩経小雅巧言」の「巧言如簧、顔之厚矣」による ) あつかましいこと。恥知らずで、ずうずうしいこと。つらの皮のあついこと。また、そのさま。鉄面皮(てつめんぴ)
    1. [初出の実例]「讒舌音声竽尚濫、厚顔脂粉鏡知」(出典菅家文草(900頃)二・余近叙詩情怨一篇、呈菅十一著作郎)
    2. 「罪のない他(ひと)を侮辱する位の厚顔(コウガン)を準備して置かなければ」(出典:硝子戸の中(1915)〈夏目漱石〉三三)
    3. [その他の文献]〔荀子‐解蔽〕

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普及版 字通 「厚顔」の読み・字形・画数・意味

【厚顔】こうがん

無恥。

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