コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

シェンキエビチ

百科事典マイペディアの解説

シェンキエビチ

ポーランドの作家。愛国的な歴史小説で名をはせ,《大洪水》(1886年)ほかの三部作,《十字軍団の騎士》(1900年)などにポーランドの過去の栄光をうたいあげ,亡国の悲運に沈む自国民を励まし,民族熱を鼓吹した。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト百科事典マイペディアについて | 情報

世界大百科事典 第2版の解説

シェンキエビチ【Henryk Sienkiewicz】

1846‐1916
ポーランドの小説家。ポーランド東部のポドラシェ地方の没落貴族の家に生まれ,苦学を強いられてワルシャワの大学在籍中から気鋭の社会時評家として論壇に登場。同時に社会性の強い短編小説の執筆にはいる。1876年から3年間アメリカを探訪。《旅行書簡》(1878)にはアメリカの大自然を前にした若き文学者の驚きと感動が,当時急増の一途にあったポーランド人移民の生活リポートやポーランド批判を交えながら,歯切れのよい文章で描かれている。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

世界大百科事典内のシェンキエビチの言及

【ポジティビズム運動】より

…運動は1862年にワルシャワ中央学校の名前で再興されたワルシャワ大学の卒業生を中心に展開されたが,なかでも有名だったのが〈新世代の首領〉と呼ばれたシフィエントホフスキである。そのほかプルスシェンキエビチオジェシュコバらも,この運動の支持者として知られている。彼らは日常的な生産労働や,地道な社会問題の解決を軽視する旧世代のロマン主義的な考え方を批判した。…

※「シェンキエビチ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

シェンキエビチの関連キーワードクオ・ウァディスコノプニツカ

今日のキーワード

存亡の機

引き続き存在するかここで滅びてしまうかという非常に重大な時。存亡の秋(とき)。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android