コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

シチョウゲ Leptodermis pulchella Yatabe

2件 の用語解説(シチョウゲの意味・用語解説を検索)

世界大百科事典 第2版の解説

シチョウゲ【Leptodermis pulchella Yatabe】

アカネ科の落葉性小低木(イラスト)。花が淡紫色で,その形がチョウジ(丁字)に似るのでシチョウゲ(紫丁花)という。別名イワハギ(岩萩)は紫色の花をマメ科のハギに見立て,岩の上に生えることによる。観賞のため盆栽や庭木とする。よく分枝し,高さ15~70cmとなる。葉身は広い披針形,両端がとがり,全縁,長さ1.5~3.5cm。葉間托葉は先がとがって針状となる。花は,枝の先端または葉腋(ようえき)から出た短い枝の先に,多数集まってつく。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

シチョウゲ
しちょうげ / 紫丁花
[学]Leptodermis pulchella Yatabe

アカネ科の落葉小低木。よく分枝し、高さ約60センチメートル。葉は対生し、狭卵形で長さ2~4センチメートル。7~10月、次々と紫色の花を開く。その形が丁字(ちょうじ)に似るため、紫丁花の名がついた。子房は下位で5室、各室に一つの胚珠(はいしゅ)がある。果実は五つに割れ、網状の包みの中に入った種子を出す。川岸の岩上に生え、和歌山、三重、奈良、高知の各県に分布。花を観賞するために植えられる。シチョウゲ属は、日本からヒマラヤに約30種分布する。[福岡誠行]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

シチョウゲの関連キーワード蟻通小手毬酸塊野薔薇白丁花鶯神楽数珠根の木高嶺薔薇球紫陽花紅花苺

今日のキーワード

パラチオン、パラチオンメチル

パラチオンは無色で油状の液体、パラチオンメチルはコハク色の液体。ともに毒性が強く、有機リン系殺虫剤として使用された。50年代以降、稲の害虫被害を防ぐことが確認され、広く導入された。しかし、農民の中毒死...

続きを読む

コトバンク for iPhone

シチョウゲの関連情報