コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

シナイ文字 シナイもじ Sinaitic script

5件 の用語解説(シナイ文字の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

シナイ文字
シナイもじ
Sinaitic script

1904~05年にシナイ半島で発見された,前 16世紀頃のものと推定される碑文の文字。エジプト象形文字とセム族のアルファベットとの中間段階の形をしており,最古のアルファベットと目される。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

シナイ‐もじ【シナイ文字】

Sinai inscriptions1905年シナイ半島南部で発見された初期アルファベット文字。前1700年ごろのもので、フェニキア文字の原型に近いものと推定されている。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版の解説

シナイもじ【シナイ文字】

1904‐05年の冬,シナイ半島の古代鉱山跡セラービート・エルハーデムで発見された,原シナイ碑文呼ばれる数十の短い碑文群に用いられる文字。イギリスのエジプト学者ガーディナーA.H.Gardinerは1916年の論文で,この文字がエジプト聖刻文字(ヒエログリフ)に似た線文字であることから,エジプト聖刻文字と北西セム文字(いわゆる〈フェニキアのアルファベット〉)の中間段階に位置する単音文字と考え,その一部の解読の結果を発表した。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

シナイもじ【シナイ文字】

シナイ半島南部の鉱山遺跡から1905年に発見された碑文に記された初期アルファベット文字。紀元前1700年頃に用いられたカナン語の方言と推測される。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

シナイ文字
しないもじ

1905年にイギリスの考古学者W・M・F・ピートリによりシナイ半島南方のサラービト・エル・ハーディム遺跡で発見された初期アルファベット文字。この文字で書かれたシナイ刻文はすべて落書き風の稚拙なもので、紀元前1700年前後のころここにあった銅鉱山の関係者によって使われたものと思われる。1916年にイギリスのエジプト学者A・ガーディナーがその一部を解読し、22個の子音文字からなるフェニキア文字(後代の全アルファベット文字の原型)の原型に近いものと推定した。アクロフォニーの原理(bt「家」を表す図形で頭音bを示す方式)によっている。[矢島文夫]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内のシナイ文字の言及

【アルファベット】より

…文字の配列順序は,前14世紀の北西セム語であるウガリト語の楔形文字土板の中に発見された文字表における順序がこの通りであることから,すでに前2千年紀中ごろには定着していたことが推定される。北西セム文字がセム人の独創であるのか,それとも他の文字体系からの発展であるのかについては,説の分かれるところであるが,前18世紀ころに作られたと考えられるシナイ文字を経て古代エジプトのヒエログリフにさかのぼるという説も,考慮に値しよう。すなわちヒエログリフが700個以上の象形音節文字から成るのに対し,シナイ文字は象形文字の面影を残しながらも,その数30に満たぬ子音文字であって,各字形の表す物が,それに対応する北西セム文字の各名称の示す物と一致する場合が多いのである。…

※「シナイ文字」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

シナイ文字の関連キーワードインドシナ半島シナイ半島シナイ山マライ半島ガバルムーサシナイ[山]第3次中東戦争と入植地アフガン・ハウンド[種]ケナイ半島シナ・シリア間の古代絹街道

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone