コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

シャルパック シャルパック Charpak, Georges

3件 の用語解説(シャルパックの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

シャルパック
シャルパック
Charpak, Georges

[生]1924.8.1. ポーランド
[没]2010.9.29. フランス,パリ
ポーランド生まれのフランスの物理学者。7歳のときフランスのパリに移住。第2次世界大戦中は反ナチスレジスタンス運動に参加,ビシー政府下の 1943年に投獄され,1944~45年ドイツ強制収容所に収容された。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

シャルパック

フランスの物理学者。物理化学高等学院教授。加速した荷電粒子どうしを衝突させたときに出現する未知の粒子の検出装置を研究。1968年多線式比例計数箱を開発。この装置の開発によって素粒子物理学が大きく前進した。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

シャルパック
しゃるぱっく
Georges Charpak
(1924―2010)

フランスの実験物理学者。ポーランドに生まれ、1946年にフランスに帰化した。1954年にコレージュ・ド・フランスで、原子核物理学についての実験的研究で博士号を取得。1959年からは、素粒子物理学の国際的な研究機関であるヨーロッパ原子核研究機構(CERN:Conseil Europen pour la Recherche Nuclaire)で研究を進める。
 素粒子の実験で発生する小さな粒子の軌跡を、精密に効率よく測定する新しい技術を次々に開発した。1968年には、素粒子測定器の中にワイヤーを何本も張り巡らして、粒子がそばを通ったことを電気信号としてとらえる「多線式比例計数箱」という新技術の開発に成功。写真乾板などに写った粒子の軌跡を目で確認して数えていた従来の方法に比べて粒子の観測効率を飛躍的に高め、素粒子実験の新時代を開いた。新粒子の発見で1976年のノーベル物理学賞を受賞したB・リヒター、1984年のC・ルビアなどの業績も、この測定技術の成果のおかげである。粒子測定器についてのこれら一連の発明や改良、とくにワイヤーを使った技術を編み出した業績に対して、1992年にノーベル物理学賞を受賞した。[馬場錬成]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

シャルパックの関連キーワード逆ポーランド記法ポーランド記法サーランギポーランド回廊ポーランド統一労働者党ポーラータイローランド効果ポーランド室内管弦楽団オーランド[諸島]阪東宏

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone

シャルパックの関連情報