シャーロットタウン(その他表記)Charlottetown

デジタル大辞泉 「シャーロットタウン」の意味・読み・例文・類語

シャーロットタウン(Charlottetown)

カナダ南東部、プリンスエドワードアイランド州の都市プリンスエドワード島中部に位置し、同州の州都。ヒルスバラ湾に面する港湾都市で、古くから漁業商業中心地として発展。1864年、カナダ連邦成立に向けた会議が開かれたことで知られる。

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改訂新版 世界大百科事典 「シャーロットタウン」の意味・わかりやすい解説

シャーロットタウン
Charlottetown

カナダ,プリンス・エドワード・アイランド州の州都で同州最大の都市。人口3万2174(2006)。プリンス・エドワード島南岸に位置し,食品加工製材などの工業が立地する。1763年にイギリス人によって建設され,当時のイギリス王妃シャーロットにちなんで命名された。1864年にカナダの建国を議したシャーロットタウン会議が開かれた土地で,この〈カナダ誕生の地〉を訪れる観光客が多い。
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「シャーロットタウン」の意味・わかりやすい解説

シャーロットタウン
Charlottetown

カナダ東部セントローレンス湾に浮ぶプリンスエドワードアイランド州の州都。ノーサンバーランド海峡に面したヒルズバラ湾奥にある。 18世紀初期フランス人が入植し,ポールラジョワと呼んだが,1763年以降イギリスの統治下におかれて,地名もジョージ3世の妃シャーロットにちなんで改名ジャガイモを主とする農産物の出荷港で,港湾設備がよい。毛織物,缶詰の製造,機械工業がみられる。 1864年カナダの大西洋沿海植民地が合併問題について行なった第1回合同会議の会議場,カナダ百年祭連邦ビルの建設地としても知られる。人口1万 5396 (1991) 。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「シャーロットタウン」の意味・わかりやすい解説

シャーロットタウン
しゃーろっとたうん
Charlottetown

カナダ、プリンス・エドワード・アイランド州の州都。プリンス・エドワード島の中部に位置し、ヒルスバラ湾に臨む港湾都市。人口3万2245(2001)。天然の良港で、古くから漁業が盛んである。また、ジャガイモなどの農産物を輸出し、ガソリンと石油を輸入している、商業の中心地でもある。毛織物、製材、鋳物工業も活発。1670年、ポールラジョワというところにフランス人が定住し、イギリスの支配から離れた1763年に現在地に移った。1768年にジョージ3世の王妃の名にちなんで改名し、1855年に市となる。

[山下脩二]

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