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シュテルンハイム Sternheim, Carl

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

シュテルンハイム
Sternheim, Carl

[生]1878.4.1. ライプチヒ
[没]1942.11.3. ブリュッセル
ドイツの劇作家表現主義の指導者の一人。市民社会の因習と理想とを痛烈に風刺した社会批判劇を書く。代表作『パンツ』 Die Hose (1911) ,『市民シッペル』 Bürger Schippel (13) 。

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百科事典マイペディアの解説

シュテルンハイム

ドイツの劇作家。戯曲《ペティコート》《市民シッペル》《スノッブ》などで市民階級の俗物性と卑小さを冷徹に風刺。凝縮された警句風のせりふで,表現主義の多くの作家に影響。

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世界大百科事典 第2版の解説

シュテルンハイム【Carl Sternheim】

1878‐1942
ドイツの劇作家。ライプチヒの銀行家の子で,大学では哲学,心理学を学ぶ。モリエールを師と仰ぎ,帝政ウィルヘルム2世時代の空虚なモラルを風刺した喜劇《ペティコート》の初演(1911)とともに世の注目を浴びた。《金庫》《ブルジョア・シッペル》《俗物》などを,《ブルジョアの英雄的生活より》という皮肉な統一タイトルを付して発表。市民階級の俗物根性が笑いの対象になっている。グロテスクな戯画化,警句風の〈電報文体〉は,表現主義時代のみでなく,今日にも影響力をもつ。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

シュテルンハイム
しゅてるんはいむ
Carl Sternheim
(1878―1942)

ドイツの劇作家、小説家。ライプツィヒの富裕な実業家の家に生まれ、後年はブリュッセルに住んだ。表現主義文学を代表する一人で、簡潔にして奇警な文体と、辛辣(しんらつ)な社会風刺が際だっている。個人主義の擁護を主題にした活気のある喜劇が多く、ほかに小説、評論、自叙伝などがある。おもな作品は、『下ばき』(1911)、『ブルジョア・シッペル』(1913)、『俗物(スノッブ)』(1914)などの連作喜劇や、短編小説集『20世紀初頭の年代記』(1918)、小説『ヨーロッパ』(1919~20)など。[恒吉良隆]

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