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シュノイキスモス

百科事典マイペディアの解説

シュノイキスモス

集住〉と訳され,古代ギリシアにおいて数個共同体が結合して一つのポリスを形成することをいった。多くの場合,政治的・軍事的目的から行われた。

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世界大百科事典 第2版の解説

シュノイキスモス【synoikismos】

〈集住〉を意味するギリシア語で,現実の移住があったかどうかにかかわりなく,〈村々に分かれて〉生活していたいくつかの村落共同体が一つの都市国家(ポリス)に結合することをいう。移住が実際に行われず,結合が主として政治的なものにとどまるような場合は,特にシュンポリテイアsympoliteia(ポリスを共通にすること)と呼ばれる。共同体成員の移住を伴った例はスパルタで,ラコニア地方を平定したスパルタ人は,前8世紀中葉スパルタに集住してヘイロータイとペリオイコイを支配するスパルタ人共同体を構成した。

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世界大百科事典内のシュノイキスモスの言及

【テセウス】より

…父王のあとを継いだ彼は,まずアッティカ地方の多くの町村を合して,アテナイを首都とする統一国家を建設した。シュノイキスモス(集住)と呼ばれる事業がこれである。これから先の彼には,女族アマゾンの国に遠征した話(ヒッポリュトスはアマゾンの女王との子),ラピタイ族に味方して半人半馬のケンタウロスどもと闘った話,親友ペイリトオスPeirithoosのために冥府の女王ペルセフォネを誘拐すべく,二人して冥府へ下った話など,数多くの冒険譚が伝えられており,それらはプルタルコスの《英雄伝》巻頭の〈テセウス伝〉に詳しい。…

※「シュノイキスモス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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