ドイツの植物学者。ハレ大学で神学と哲学を学ぶ。ベルリンで教師を務めたのち、1780年シュパンダウのルター派の学校の校長となる。職務のかたわら、1787年のゼラニウムの花とその受粉の観察から始まり、461種の花を調べ、1793年『花の構造と受精に関してあばかれた自然の秘密』を刊行した。花の各部の形態は、昆虫が花を訪問した際の各部の役割を考えるとうまく説明できる、と主張したが、この著書は、同時代の人からはあまり注目されなかった。生物体の形態が環境の影響を受けるという彼の考えは、のちにC・ダーウィンにより高く評価され、『種の起原』のなかに引用された。
[檜木田辰彦]
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