シンハラ語(読み)シンハラご(英語表記)Sinhalese language

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

シンハラ語
シンハラご
Sinhalese language

スリランカの南半分で話されている言語。インド=ヨーロッパ語族インド語派に属する。話し手 1000万人以上。前5世紀にベンガルからの移民によってセイロン島にもたらされ,以後独自の発達をとげた。

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百科事典マイペディアの解説

シンハラ語【シンハラご】

インド・ヨーロッパ語族のインド語派に属する近代インド語の一つ。主としてスリランカ島でシンハラ人を中心に約1700万人によって話される。この島は元来ドラビダ語(ドラビダ語族)の領域で,現在も北部ではタミル語が用いられている。また,早くから上座部仏教中心地で,パーリ語が盛んであった。したがってこれらの言語の影響が強いが,母体はインド西部の方言らしい。パーリ文献の翻訳等が古くから行われ,すぐれた文学作品もある。14世紀ころから近代語に移行する。

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大辞林 第三版の解説

シンハラご【シンハラ語】

インド-ヨーロッパ語族インド語派に属す言語。サンスクリットに近い。スリランカの公用語。

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世界大百科事典内のシンハラ語の言及

【インド語派】より

…近代インド・アーリヤ語は南部のドラビダ語族とともにこの大陸の北部全域を占め,多くの言語に分かれている。そのおもなものとしては,インドの公用語ヒンディー語,パキスタンのウルドゥー語のほか,中央にパンジャービー,ラージャスターニー,グジャラーティー,北にパハーリー,西北にラフンダー,シンディー,カシミーリーの各言語,南にマラーティー語,東にオリヤー,ビハーリー,ベンガリー(ベンガル語),アッサムの各言語,それにセイロン島にシンハラ語がある。なおこのほかに現在ヨーロッパにも分散して居住するジプシーの言語は,インド語派の流れをくむものである。…

【スリランカ】より

…正式名称=スリランカ民主社会主義共和国The Democratic Socialist Republic of Sri Lanka面積=6万5610km2人口(1996)=1831万人首都=スリ・ジャヤワルダナプラ・コーッテSri Jayawardanepura Kotte(日本との時差=-3.5時間)主要言語=シンハラ語,タミル語通貨=スリランカ・ルピーSri Lanka Rupeeインド亜大陸の南東端の海上に位置する,セイヨウナシの形をした島国である。英領時代には,外国ではセイロンとして知られていた。…

※「シンハラ語」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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