ジエチルカルバマジン(英語表記)diethylcarbamazin

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ジエチルカルバマジン
diethylcarbamazin

駆虫剤の一つ。ピペラジン誘導体である。おもにフィラリア幼虫に作用し,末梢血流中の幼虫を消失させる。そのほか回虫,蟯虫などの線虫類に有効である。毒性は低く,安全域が大きいが,白血球増加症を起すことがある。また,静脈注射により血圧が一過性に上昇し,次いで下降する。中毒量を投与すれば嘔吐,振戦けいれんをきたす。

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世界大百科事典内のジエチルカルバマジンの言及

【駆虫薬】より

…下剤を必要としない。(4)ジエチルカルバマジン ピペラジンの誘導体で,フィラリア特効薬。カイチュウ,ギョウチュウにも用いられる。…

※「ジエチルカルバマジン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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