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ジュラ山脈 ジュラさんみゃくJura

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ジュラ山脈
ジュラさんみゃく
Jura

フランスとスイスにまたがり,ライン川とローヌ川の間を南西から北東に走る山脈。イゼール川に近いローヌの渓谷からバーゼル上流のラインの谷まで,山系全体としては約 360kmにおよぶが,一般には全長約 230kmとされることが多い。南から北へ低くなり,ドイツのシュワルツワルトに続く。最高峰は南西部のクレドラネージュ (1723m) 。中生代ジュラ紀の石灰岩質地層で,アルプス造山運動により形成された典型的な褶曲山脈。縦谷,横谷がよく発達し,交通は比較的容易。南部のスイス側斜面ではブドウが栽培されるが,全体としては牧畜,チーズ製造が盛ん。山間の小都市では時計などの精密機械,パイプづくり,宝石細工,プラスチック加工などが行われる。

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デジタル大辞泉の解説

ジュラ‐さんみゃく【ジュラ山脈】

ジュラ

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ジュラ山脈
じゅらさんみゃく
Jura

フランスとスイスの国境にある石灰岩の褶曲(しゅうきょく)山脈。アルプスよりも低く、構造は単純である。ジュネーブ南西部でジュラ山脈はアルプス山体から分離して、長さ300キロメートルの弧を描いてスイス中部平野の北西部・西部を取り囲み、ローヌ・ソーヌ地溝、オーバーライン低地に向かって鎌形に張り出した平面形を示す。最高点はスイス領内のクレト・ド・ラ・ネージュ(1718メートル)。アルプスを褶曲させた南東からの推力が、中生代および新生代初期の堆積(たいせき)岩を褶曲させて山地にまで高めたものであるが、褶曲の強さ、時期の違いにより、東半の山脈ジュラ、西半の高原ジュラ、北端の台地ジュラの三つに分けられる。なお、地質時代区分のジュラ紀の名は、初めここで中生代の地層の詳しい研究がなされたため与えられた。[前島郁雄]

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