ジョドプル(英語表記)Jodhpur

翻訳|jodhpur

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ジョドプル
Jodhpur

インド北西部,ラージャスターン州中西部の都市。ジョドプル県の行政庁所在地。タール砂漠中の乾燥した平原上に位置し,周辺には多くの貯水池がある。 1459年ラオ・ジョダにより城塞に囲まれた町と宮殿が建設され,1949年にラージャスターン州に併合されるまで,ジョドプル藩王国の首都であった。象牙細工,皮製品,カーペットなどの伝統的手工芸品は有名。綿花,コムギ,ウール,家畜,皮革などの集散・加工地。人口 64万 8621 (1991) 。

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デジタル大辞泉の解説

ジョドプル(Jodhpur)

インド北西部、ラジャスタン州の都市。タール砂漠の入口に位置し、古くからオアシス都市として栄えた。15世紀半ば、マルワール王国の都が置かれ、藩王ラオ=ジョーダによりメヘラーンガル城が築かれた。城壁に囲まれた旧市街は青色の壁の建物が多く、「ブルーシティー」ともよばれる。ジョードプル

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ジョドプル
じょどぷる
Jodhpur

インド北西部、ラージャスターン州中央にあるオアシス都市。周辺部を含む人口85万6034(2001)。タール砂漠の入口に位置し、隊商の集まる市(いち)であった。1458年、先カンブリア代の砂岩や流紋岩の岩山に藩王ラオ・ジョーダが城塞(じょうさい)を築き、以後城下町として発展した。崖(がけ)下の古い市街地には城壁の一部が残っている。新しい街はその郊外に発展し、空港、空軍訓練学校、中央乾燥地域研究所がある。郊外にはスメールサマンド灌漑(かんがい)水路や井戸灌漑が整備され、整然と区割りされた耕地が広がる。伝統的手工業のほかにウール工業が立地し、鉄道、道路、航空路の要地で商業中心地となっている。ウマイドバワン新宮殿や古寺院が有名。[成瀬敏郎]

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